人の心に灯をともす 6090 人生を面白がる
【人生を面白がる】6090
林雄司氏の心に響く言葉より…
まず「面白いもの」を定義してみましょう。
面白いものとは何か。
人は何があると笑うのか。
それだけで一冊の本が書けるほど難しいテーマですが、いくつか先人の言葉を引用してみます。
落語家の桂枝雀(しじゃく)の理論では笑いとは緊張が緩和したときに起きるそうです(「らくごDE枝雀』)。
CM作家の髙崎卓馬は「人は笑う前に驚いている」と書いてました(『表現の技術』)。
劇作家の別役実はお客さんが想像する自然な反応との落差がコントのきっかけになると語ってます(『別役実のコント教室』)。
言葉は違っていてもどうやら似たことを言っているようです。
驚きの前には観察と予想があって、予想と違うことが起こる。
つまり「思ってたのと違う」ときに笑いが起きるようです。
例えば大きな音でくしゃみしたり、店員だと思っていた人がただの常連だったりすると笑ってしまう。
いつもの様子と違うことが起きるのが意外で面白い。
以前、しゃれたバーの黒板に「クラフトヅン」と書いてあって笑いました。
カタカナでツとシの区別が付かない人がいますが、その人がしゃれたバーのマスターになってしまってクラフトジンを仕入れてしまった。
店の雰囲気に全くあわない「クラフトヅン」 の文字。
あるネット番組で同僚がファンタジーの本を紹介した時も、字が汚くて「大人も子供も楽しめるファンタヅー」になっていて、思い出すたびに笑ってしまいます。
クラフトヅンとファンタヅー、どちらもズーズー弁のような響きが予想外です。
ファイナルファンタヅーなどと展開して言いたくなります。
面白さとは予定と違うこと、意外なことでした。
つまり、意識して意外性を見つけたり、意外なことをさせれば面白さは作ることができるということです。
逆に言えば「最初から面白いもの」はない、と私は思っています。
面白い・・・つまり 意外性は、普通の素材を予想外のことをさせて作り出すものだと。
テーマパークやまんがなど、みんなが面白いというエンタメ作品も、もとをたどれば小さな素材のはずです。
普通の素材に意外性や驚きを付与することで、エンタメになっていったのではないでしょうか。
例えば、ネズミを想像してみてください。
野原や動物園で見たらまあかわいいけど、家に現れたらショックだし、飲食店で見かけても困る。
でも、ネズミが蒸気船を運転したら面白い。
ミッキーマウスです。
『「面白い!」を見つける』ちくまプリマー新書
https://q.bmd.jp/91/119/7875/__no__
萩本欽一さんの、「人生はおもしろがった人の勝ち」という素敵な文章がある。
『絶対におもしろいことなんかない。
同じことでも、状況によって、おもしろかったり、おもしろくなかったりする。
だけど、どんな状況にあっても、ものごとをおもしろくすることはできるんじゃないかな。
要は、考え方一つってことだ。
ボクはこれまで、どうしたらおもしろくなるか、そればっかり考えて生きてきた。
そのなかから、つかんだことや見えてきたものがいくつかある。
人と同じことをしていてはダメなこと、運が逃げていかないようにすること、ものごとをあえて遠くにすること、いいことと悪いことは半々だということ…。
そんなボクだからこそいえることがあるとすれば、おもしろがった人のほうが、人生を面白く生きられるということだ。
おもしろく生きることに、年齢は関係ない。
いくつになろうが、おもしろく生きようと思えば、おもしろく生きられる。
かえって長く生きてきた人、いろいろなことを経験してきた人のほうが、おもしろがるコツを知っているんじゃないかな。
たった一度っきりの人生だもの。
おもしろく生きたほうの勝ちだと思うよ。』(人生はおもしろがった人の勝ち/大和書房)より
斎藤一人さんは、困ったことが起こったとき、「面白いことが起きたぞ」と言うといい、という。
「面白いことがおきたぞ」と言った途端に、人の脳は面白いことを探し始める。
「たった一度の人生、おもしろく生きたほうの勝ち」
「人生を面白がる」ことができる人でありたい。
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林雄司氏の心に響く言葉より…
まず「面白いもの」を定義してみましょう。
面白いものとは何か。
人は何があると笑うのか。
それだけで一冊の本が書けるほど難しいテーマですが、いくつか先人の言葉を引用してみます。
落語家の桂枝雀(しじゃく)の理論では笑いとは緊張が緩和したときに起きるそうです(「らくごDE枝雀』)。
CM作家の髙崎卓馬は「人は笑う前に驚いている」と書いてました(『表現の技術』)。
劇作家の別役実はお客さんが想像する自然な反応との落差がコントのきっかけになると語ってます(『別役実のコント教室』)。
言葉は違っていてもどうやら似たことを言っているようです。
驚きの前には観察と予想があって、予想と違うことが起こる。
つまり「思ってたのと違う」ときに笑いが起きるようです。
例えば大きな音でくしゃみしたり、店員だと思っていた人がただの常連だったりすると笑ってしまう。
いつもの様子と違うことが起きるのが意外で面白い。
以前、しゃれたバーの黒板に「クラフトヅン」と書いてあって笑いました。
カタカナでツとシの区別が付かない人がいますが、その人がしゃれたバーのマスターになってしまってクラフトジンを仕入れてしまった。
店の雰囲気に全くあわない「クラフトヅン」 の文字。
あるネット番組で同僚がファンタジーの本を紹介した時も、字が汚くて「大人も子供も楽しめるファンタヅー」になっていて、思い出すたびに笑ってしまいます。
クラフトヅンとファンタヅー、どちらもズーズー弁のような響きが予想外です。
ファイナルファンタヅーなどと展開して言いたくなります。
面白さとは予定と違うこと、意外なことでした。
つまり、意識して意外性を見つけたり、意外なことをさせれば面白さは作ることができるということです。
逆に言えば「最初から面白いもの」はない、と私は思っています。
面白い・・・つまり 意外性は、普通の素材を予想外のことをさせて作り出すものだと。
テーマパークやまんがなど、みんなが面白いというエンタメ作品も、もとをたどれば小さな素材のはずです。
普通の素材に意外性や驚きを付与することで、エンタメになっていったのではないでしょうか。
例えば、ネズミを想像してみてください。
野原や動物園で見たらまあかわいいけど、家に現れたらショックだし、飲食店で見かけても困る。
でも、ネズミが蒸気船を運転したら面白い。
ミッキーマウスです。
『「面白い!」を見つける』ちくまプリマー新書
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萩本欽一さんの、「人生はおもしろがった人の勝ち」という素敵な文章がある。
『絶対におもしろいことなんかない。
同じことでも、状況によって、おもしろかったり、おもしろくなかったりする。
だけど、どんな状況にあっても、ものごとをおもしろくすることはできるんじゃないかな。
要は、考え方一つってことだ。
ボクはこれまで、どうしたらおもしろくなるか、そればっかり考えて生きてきた。
そのなかから、つかんだことや見えてきたものがいくつかある。
人と同じことをしていてはダメなこと、運が逃げていかないようにすること、ものごとをあえて遠くにすること、いいことと悪いことは半々だということ…。
そんなボクだからこそいえることがあるとすれば、おもしろがった人のほうが、人生を面白く生きられるということだ。
おもしろく生きることに、年齢は関係ない。
いくつになろうが、おもしろく生きようと思えば、おもしろく生きられる。
かえって長く生きてきた人、いろいろなことを経験してきた人のほうが、おもしろがるコツを知っているんじゃないかな。
たった一度っきりの人生だもの。
おもしろく生きたほうの勝ちだと思うよ。』(人生はおもしろがった人の勝ち/大和書房)より
斎藤一人さんは、困ったことが起こったとき、「面白いことが起きたぞ」と言うといい、という。
「面白いことがおきたぞ」と言った途端に、人の脳は面白いことを探し始める。
「たった一度の人生、おもしろく生きたほうの勝ち」
「人生を面白がる」ことができる人でありたい。
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