人の心に灯をともす 6068 もっとも愉快なことを真っ先に考える

【もっとも愉快なことを真っ先に考える】6068



物理学者、謝世輝氏の心に響く言葉より…

ゲーテはいう。

「一日の時間を有効に使いたかったら、どんな事情があるにせよ、朝、目を覚ましたら、すぐさまとび起きることだ。寝床でぐずぐずしているのがいちばんいけない」


R・ジョセフも『1日24時間をどう使うか』の中で、ある人の言葉を引用している。

「どんな場合でも1日20分ないし50分を節約する方法を学びました。

朝、目を覚ましたらすぐとび起きることです。

毛布をはねのけてとび起きる習慣をつけることが余裕のある時間をもつための最初の行為です」


さわやかに朝を迎えること、寝床でぐずぐずしていないこと、これがまず基本である。

もちろん、誰もが起床するための工夫をしているだろう。


古典的な目覚まし時計派の人もいれば、ラジカセなどから音楽やニュースが流れてくるようにタイムスイッチをセットしている人も多いはずだ。

後者なら、たとえ数分間寝床にいたとしても、最新のニュースを聞けるし、天気予報を知ることによって予定を変更することも可能になるなど、時間を有効に活用することになる。


それでも朝は駄目だという人がいるかもしれない。

でも思いだしてほしい。

遠足や修学旅行の朝はいつもより早く起きられたことを・・・。


大人になってからでも、旅先ではいつもより早起きであるはずだし、女性の場合なら、お気に入りのニューファッションに身を包む日にはさわやかな目覚めになるだろう。

前述の『1日24時間をどう使うか』には、進んで起床する習慣を身につける方法として次のようなものが紹介されている。


「私はまず床の中で、その日にしなければならない仕事の中でもっとも楽しく愉快な仕事について考えてみる。

もし嫌なことを真っ先に考え、床から起きだしたくないような場合でも、 この方法を試みれば、即座に起床しようとする意欲とエネルギーが与えられる」


つまり、楽しみがあれば人はさわやかに起きられるのである。

「朝、起きるのがとても楽しい」

こういう日々を送るように心がけるのである。

一日の行動表の中に、何か一つ楽しい事柄 を加えるとか、会うのが嬉しい人に出会うようにスケジュールを組み、その実現をイメージ しながら寝床から出るのである。



『一日の中でもっとも愉快なことを真っ先に考えよう!マーフィーの成功法則』三笠書房
https://q.bmd.jp/91/119/7529/__no__






謝世輝(しゃせいき)氏は、台湾出身の物理学者。

1980年代から自己啓発書を多く書く。


洋の東西を問わず、万古不変の法則がある。

それは、「楽しいことを考えれば、楽しくなる」。

「愉快なことを考えれば、愉快になる」、ということでもある。

悲しいことや、嫌なことを考えて、心がウキウキして、晴れ晴れとする人はいない。


塩野七生氏は、「多くの人は見たいと欲するものしか見ない」というカエサルの言葉を紹介している。

幸福な人も、不幸な人も、見ているものは同じだ。

幸福な人は、その中から幸福なことだけをピックアップして見て、幸福になっている。

しかし、不幸な人は、その中から不幸なことだけを見つけ、不幸になっている。


だからこそ、朝起きるときは・・・

もっとも愉快なことを真っ先に考える人でありたい。




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