人の心に灯をともす 5691 どうすれば「つく」のか
【どうすれば「つく」のか】5691
舩井幸雄氏の心に響く言葉より…
上に立つ人は、どうすれば「つく」かを知っておいたほうがいい。
というより知っておかねばならない。
なぜなら、それは自分で引き寄せられるものだからである。
「組織体というのは、そのトップ一人で99%決まるものだ」という確信を持った。
これは、私のところへ経営コンサルティングを依頼される多くの企業と、そのトップをみての実感だった。
だがその後、クライアントが官庁、協同組合、病院、宗教法人などに広がるとともに、「企業とちがって、トップがだれでもよいような組織体もある。それは保護され、安定性が強く、競争のない組織体である」ということを知るとともに、「このような組織体も、トップに優秀な人を得ると一挙に発展する」ことに気がついた。
経営コンサルタントは、だいたい、つきの悪くなったところから仕事の依頼を受ける。
「店の業績が下がりました。どうすればいいでしょうか?」というような依頼が多い。
そのような時は、その店を、まず現状のままで「つく状態」にしなければならない。
だから、経営コンサルタントの仕事は、依頼主をまず、ついている状態にすることなのである。
人事原則に「辞表が出た時は、その人がどんなに優秀な人であっても慰留をするな」という、一見非常識なような原則がある。
その理由は「つきを落としそうなもの」とはつきあうな・・・という「つきの原則」にある。
考えてみれば、彼は、どんなに優秀であっても、当面は会社にマイナスをもたらし、会社や社長のつきを落とすような行動をする人であることはまちがいない。
だから、辞めていく人の将来を祝福し気持ちよく送りだしてやる。
しかし、いったん辞めた人でも、能力があり、また私や会社のために「つき」を与えてくれる人になってくれれば、また社員として再入社できるシステムをつくっている。
『上に立つ者の「人間学」』PHP
https://q.bmd.jp/91/119/1105/__no__
舩井氏は本書の中で「つきの原理」についてこう語っている。
『「つきの原理」には、二つの原則がある。
一つ目は「カガミの法則」。
それは、ほめられたらほめ返したい。
いじめられた時はいじめ返したい。
悪口には悪口で、笑顔には笑顔で応えたいというように、能動側の相手に対し、受動側も同じように反応したい動物が人間なのである。
あたかもカガミに映ったもののように、相手側のBからAにはね返ってくるので、これを「カガミの原則」といっている。
したがって「人からされたくないことは、人にしてはならない」のである。
二つ目の「愛情の原則」というのは、ある意味では「カガミの原則」の応用といってもよい。
この世のものは、どういうところへ引きつけられるかというと、「大事にすると集まってくる」というように、大事にしてくれるところ=愛情をもってくれ、それで対応してくれるところへ集まるのである。
お金も、人材も、情報も、それらを心から集めたいと思っている(大事にする)人のところへやがて集まる。
「類は友を呼ぶ」のも「朱に交われば赤くなる」のも、同類間ではお互いに愛情が働き大事にするものだし、仲間どうしでは、「カガミの原則」がより強く働くからと考えればよいだろう。
そして、これが「つきの原理」のポイントともいえるのである。
これが上に立つ者の人間学のまさに重要ポイントだと私は思っている。』
◆「ついているものとつきあうとつく」ということは、「ついていないものとつきあうとつかなくなる」ということだ。
「つく人」の特性について、舩井氏は次の10の資質をあげている。
1.「プラス発想型人間」 2.「すなお肯定型人間」 3.「勉強好き、挑戦好き、やる気人間」 4.「謙虚な笑顔人間」 5.「長所伸張型人間」 6.「自助型人間」 7.「辛抱、執念型人間」 8.「着実、バランス安定人間」 9.「強気、負けん気、思いやり人間」 10.「秩序維持自由人」。
この中で10番目の、「秩序維持自由人」とは、本来、自由が好きで統制や管理は大きらいだが、約束したこと、秩序維持のために必要だと判断したことは必ず守る人で、このような高教養人の特性を持っている人のことをいう。
ちなみに「つかない人の特性」は・・・
1.「マイナス発想型人間」 2.「否定、批判型人間」 3.「保守、怠け型人間」 4.「傲慢、不遜型人間」 5.「短所是正型人間」 6.「他人依存型人間」 7.「あきらめ型人間」 8.「情緒不安定、短慮型人間」 9.「弱気、逃避型人間」 10.「保護、制約期待人間」
「つく人」になるため・・・
「つく人」の特性を身につけたい。
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舩井幸雄氏の心に響く言葉より…
上に立つ人は、どうすれば「つく」かを知っておいたほうがいい。
というより知っておかねばならない。
なぜなら、それは自分で引き寄せられるものだからである。
「組織体というのは、そのトップ一人で99%決まるものだ」という確信を持った。
これは、私のところへ経営コンサルティングを依頼される多くの企業と、そのトップをみての実感だった。
だがその後、クライアントが官庁、協同組合、病院、宗教法人などに広がるとともに、「企業とちがって、トップがだれでもよいような組織体もある。それは保護され、安定性が強く、競争のない組織体である」ということを知るとともに、「このような組織体も、トップに優秀な人を得ると一挙に発展する」ことに気がついた。
経営コンサルタントは、だいたい、つきの悪くなったところから仕事の依頼を受ける。
「店の業績が下がりました。どうすればいいでしょうか?」というような依頼が多い。
そのような時は、その店を、まず現状のままで「つく状態」にしなければならない。
だから、経営コンサルタントの仕事は、依頼主をまず、ついている状態にすることなのである。
人事原則に「辞表が出た時は、その人がどんなに優秀な人であっても慰留をするな」という、一見非常識なような原則がある。
その理由は「つきを落としそうなもの」とはつきあうな・・・という「つきの原則」にある。
考えてみれば、彼は、どんなに優秀であっても、当面は会社にマイナスをもたらし、会社や社長のつきを落とすような行動をする人であることはまちがいない。
だから、辞めていく人の将来を祝福し気持ちよく送りだしてやる。
しかし、いったん辞めた人でも、能力があり、また私や会社のために「つき」を与えてくれる人になってくれれば、また社員として再入社できるシステムをつくっている。
『上に立つ者の「人間学」』PHP
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舩井氏は本書の中で「つきの原理」についてこう語っている。
『「つきの原理」には、二つの原則がある。
一つ目は「カガミの法則」。
それは、ほめられたらほめ返したい。
いじめられた時はいじめ返したい。
悪口には悪口で、笑顔には笑顔で応えたいというように、能動側の相手に対し、受動側も同じように反応したい動物が人間なのである。
あたかもカガミに映ったもののように、相手側のBからAにはね返ってくるので、これを「カガミの原則」といっている。
したがって「人からされたくないことは、人にしてはならない」のである。
二つ目の「愛情の原則」というのは、ある意味では「カガミの原則」の応用といってもよい。
この世のものは、どういうところへ引きつけられるかというと、「大事にすると集まってくる」というように、大事にしてくれるところ=愛情をもってくれ、それで対応してくれるところへ集まるのである。
お金も、人材も、情報も、それらを心から集めたいと思っている(大事にする)人のところへやがて集まる。
「類は友を呼ぶ」のも「朱に交われば赤くなる」のも、同類間ではお互いに愛情が働き大事にするものだし、仲間どうしでは、「カガミの原則」がより強く働くからと考えればよいだろう。
そして、これが「つきの原理」のポイントともいえるのである。
これが上に立つ者の人間学のまさに重要ポイントだと私は思っている。』
◆「ついているものとつきあうとつく」ということは、「ついていないものとつきあうとつかなくなる」ということだ。
「つく人」の特性について、舩井氏は次の10の資質をあげている。
1.「プラス発想型人間」 2.「すなお肯定型人間」 3.「勉強好き、挑戦好き、やる気人間」 4.「謙虚な笑顔人間」 5.「長所伸張型人間」 6.「自助型人間」 7.「辛抱、執念型人間」 8.「着実、バランス安定人間」 9.「強気、負けん気、思いやり人間」 10.「秩序維持自由人」。
この中で10番目の、「秩序維持自由人」とは、本来、自由が好きで統制や管理は大きらいだが、約束したこと、秩序維持のために必要だと判断したことは必ず守る人で、このような高教養人の特性を持っている人のことをいう。
ちなみに「つかない人の特性」は・・・
1.「マイナス発想型人間」 2.「否定、批判型人間」 3.「保守、怠け型人間」 4.「傲慢、不遜型人間」 5.「短所是正型人間」 6.「他人依存型人間」 7.「あきらめ型人間」 8.「情緒不安定、短慮型人間」 9.「弱気、逃避型人間」 10.「保護、制約期待人間」
「つく人」になるため・・・
「つく人」の特性を身につけたい。
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