人の心に灯をともす 5601 言語化力とは

【言語化力とは】5601



山口拓郎氏の心に響く言葉より…


「言語化力」とは何なんでしょうか?

それは、次のように定義づけました。


《頭の中にある考えや思い、情報などを的確に言葉にし、相手にわかりやすく伝える力のこと》


そのためには、欠かせない3つのSTEPがあります。


1.「語彙力(ごいりょく)」を伸ばす

●知らない言葉は使えない

●語彙が貧しいとぴったりくる「言葉」を見つけられない

●語彙力アップが言語化の第一歩



2.「具体力」を鍛える

●あいまいな内容だと伝わらない

●言葉の解像度を上げる

●映像が浮かぶところまで具体化



3.「伝達力」を磨く

●相手が欲しい情報を届ける

●相手に「伝わる」よう、表現や伝える順番を工夫する



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1.『語彙力』

読書は、新しい言葉や情報の宝庫です。

優秀なビジネスマンは読書家であることが多く、ビル・ゲイツは1年で50冊読むことを目標にしているそうです。

アメリカでは富裕層の88%が1日30分以上ビジネス書などを読んでいるのに対して、年収300万円以下の人はわずか2%とのこと。

日本ではビジネスマン(管理職400人、20代の若手社員300人の合計700人)を対象に調査した結果、なんと全体の6割が、「月に読む本が1冊未満」であることがわかったのです。

これは「月に10冊以上の本を読む人」(3.9%)の15倍以上にのぼります。

見方を変えれば、これは大きなチャンスとも言えます。

読書量を増やすことによって、新しい言葉や情報に出会えるチャンスが一気に広がるからです。

大事なことは本は読み終えたらアウトプットすることです。

SNSやAmazonのレビューに書いたり、ノートにまとめて誰かに感想を話す、というようなことです。



2.『具体力』

「たとえば」を使える人は、話が圧倒的にわかりやすいのです。

「たとえば」を使いこなせるようになれば、具体化力がぐんぐん伸びていき、スムーズに言語化できるようになります。



3.『伝達力』

言語化のゴールは相手に「伝わる」ことです。

そのためには、相手が理解しやすい言葉を使うこと。

相手のバックボーンを考慮して、言葉を選択することです。

また、相手に伝わっているか「サイン」を読み取ることが必要です。

「サイン」とは言葉以外の相手の反応です。

たとえば、「表情が曇る」「首をかしげる」「眉間にしわが寄る」「押し黙る」「ぼーっとしてうわの空」等々。



いずれにせよ、どんなに熱意を込めて何時間話をしても、相手に伝わらなければ、その話は無いのと一緒。

つまり、何も考えていない人、と同じになってしまう。

頭の中にある言いたいことを相手にいかに伝えるか。


常に、「言語化力」を磨く人でありたい。






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