人の心に灯をともす 6022 ガンバルより楽しむ!

【ガンバルより楽しむ!】6022



山崎拓巳氏の心に響く言葉より…



以前、野生のイルカと泳ぐ、ドルフィンスイムの達人から聞いた話を思い出しました。

はじめて泳ぐ人は、何がなんだかわからずイルカと遭遇し、大いに楽しみます。

二回目の方は楽しさを知っていますから「イルカよ!来て!」と強く思うわけです。


その「一緒に泳ごう! また楽しませて」という気持ちは人間のエゴです。

そういった人間のエゴが伝わると、イルカはけっして近づいてこないんです。


それでは、どうするかと言えば、「こんな泳ぎ方しておもしろいッ!」とか「下から上を見るとすごくきれいッ!」というふうに、自己完結した喜びの中に入るのです。

誰かに与えられる喜びではなく、自分で自分自身を楽しませる。

そうやって遊んでいると、イルカは「なんだ? なんだ?」とやってくるらしいのです。


求めてしまうと、近づいて来ないけど、求めないで遊んでいると、「一緒に遊ぼう」という感じで近づいてくるのです。

この「イルカの法則」を、はじめてのフライフィッシングのときに、自然と使っていたのかもしれません。

「魚よ、来い来い」ということを強く思うのではなく、「竿を振っているだけでも楽しいなぁ」と思っていると、魚がやってくるのではないかという仮説です。


魚に逃げられても、楽しい。

釣れなくても、楽しい。

こうやって自然の中にいるだけでも、楽しい。


魚を釣りたいという目標(目指すこと)はあるのですが、絶対に釣ってやるという執着(執着すること)は手放しました。

それが良かったのか、見事3匹も釣ることができました。

魚さん、ありがとうございました。



自分の生き方としても、「目指すこと」と「執着すること」の違いを理解しておか ないといけません。

自分がどうありたいと「目指す」のはいいけれど、「執着を持ち始める」と生き方の選択肢を間違ってしまいます。


執着をなくした努力!

快楽すら感じるチャレンジ!


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夢や目標というのは、ある意味「自分の欲望」や「エゴ」だともいえる。

だからこそ、人はその夢や目標達成しても満足せず、「もっともっと」と求め続けてしまう。

その結果、人生の途中経過を楽しまず、ゴールだけを追いかけてしまう。


でも、人生は旅でいうならその道中を楽しむもの。

夢や目標はあってもいいが、それに執着してしまうと不機嫌になり、苦しくなる。

むしろ、夢や目標は、本当はなくてもいいかもしれない。


目標至上主義者は、夢が手に入ったら楽しいが、そうでなければ楽しくない、だから、達成するまでは耐える、我慢する、となる。

結果、道中を楽しめない。

しかし、大事なのは、「今、この瞬間をどう楽しむか」。


楽しんでいる人には、まわりに人が自然と集まってくる。

反対に、つらそうな人のところには人は寄ってこない。


たとえば、商店街の後継ぎ問題も同じ。

両親が楽しそうにお店を営んでいなければ、子どもが「後を継ぎたい」と思うはずがないからだ。

親が仕事中、深刻な顔して、不機嫌で、辛いオーラを出して、まわりに愚痴ばかり言っていたら、子どもは絶対に寄りつかない。

楽しくない努力やガンバリは続かない。


「ガンバルより楽しむ!」という言葉を胸に刻みたい。




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