人の心に灯をともす 4562 AI時代の新キャリアデザイン

【AI時代の新キャリアデザイン】4562



パルアルトインサイトCEO、石角友愛(いしずみともえ)氏の心に響く言葉より…


このコロナ禍においては「デジタル化の変革を起こせない会社は取り残され、社員を金銭的、物理的にリスキーな状況に追い込む」ことになる。

GAFAのようなデジタルネイティブカンパニーに限らず、デジタルオペレーティングモデルを導入していくべき時代になっているということだ。

その点において業種や規模は関係ない。


このことはウィズコロナ、アフターコロナに伴う構造の変化とも結びついて不可逆的な動きになっている。

「デジタルをする(Do Digital)からデジタルになる(Become Digital)にしていかなければならない」。

そういう言い方をしている人もいる。

経営者はもちろん、すべてのビジネスパーソンはこうした方向でマインドセットを変えていく必要がある。


新型コロナウィルスの感染が拡大したことにより、日本の企業にもリモートワーク(テレワーク)が取り入れられた。

リモートワークには利点も多い。

その中でも第1に挙げられるのが人材の確保だ。

通勤を考えないでいいということから、勤務地とは関係なく世界中の人材をより低コストで採用できるようにある。

たとえばカリフォルニアに本拠を置きながらも2014年の設立当初からフルリモート体制にしていたソフトウェア開発のギットラブは、世界65ヵ国に1300名の従業員を擁する規模にまで成長した。


2005年に「フラット化する世界」というベストセラーを出しているトーマス・L・フリードマンは、これからの社会で生き残れるのは次の3つのタイプだと言っている。

第1は「特化型」。

すなわちエキスパートである。

1つの分野において、替わりがきかないほど、高度でプロフェッショナルな技術を持つタイプ。

データサイエンティストなどもここに含まれる。


第2は「適応者」

グレートアダプターという。

高い技術を持ったうえで、「市場で何が求められるか」を考えながら、自分をその場所に適応させていく。

いくら技術が高くても、視野が狭くては淘汰されてしまう。


第3は「合成役」。

こちらはシンセサイザーと呼ばれる。

「合成する人」だ。

1つのプロジェクトにおいて異業種の人材をまとめて動かすのに必要な人材がシンセサイザーとなる。

AIシナジストとは、シンセサイザーだともいっていい。

すなわちAIシンセサイザーである。



『AI時代の新キャリアデザイン』KADOKAWA
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本書の中にこんな文章があった。

『個人が仕事を選択する際には「どの地域に住むか」、「どの業界で働くか」、「どの職種につくか」を考えるのがこれまでの基本となっていた。

しかし、ニューノーマルではリモートワークが進んでいくので、キャリアデザインを考えるうえで「場所」が持つ意味は小さくなっている。

私がグーグルで働いていた頃は「世界で一番働きたい会社」とも言われていた。

本社のキャンパスには無料のカフェテリアが数十か所あるほか、美容院やジム、コインランドリーのような設備などもあり、敷地内で生活を完結させられるほどになっている。

しかし、リモートワークを前提とした社員が増えていけば、そうしたオフィス環境の価値は薄れる。

それどころか、キャンパスに洗濯機や仮眠室などもあったことから「社員を会社に閉じ込めるためのタクティス(戦略・戦術)だったのではないか」といういう批判も近年出てきたくらいだ。

人にうらやましがられるような環境を提供するより、リモート化を進めたほうが世界中から優秀な人材を集めるために有効な手段になってきたのだ。

これから日本の「東京中心主義」も変化していくものと予想される。

最近では、人材派遣大手のパソナグループが主な本社機能を東京から兵庫県の淡路島に移していくと発表したことが注目を集めた。

この例に限らず、企業も人も東京にこだわる理由はなくなるだろう。

どこにいても情報を得られ、データは活用できるのだから、都心部と地方の情報格差は小さくなり平坦化していくはずだ。

1,2時間かければ東京に出られるくらいの地域で、子供を育てるにも環境が良く、車で動けば海や山などにもすぐに出られるような場所なら理想的だ。

実家や実家の近くで暮らす人が増えれば仕事と育児の両立が実現しやすくなり、出生率が高くなる可能性もある。

東京郊外、大阪郊外などに住む人が増えるだけでなく、Uターン、Iターンを選択する人も増えていくだろう。

こうした現象を私はマイクロシティ化と呼んでいる。

それから、これまで「職種」、「業界」、「場所」で構成されていたキャリアデザインのトリレンマが、アフターコロナには「職種」、「業界」、「ライフスタイル」で構成されることになる。』


昨今、「ワーケーション」という言葉が盛んに言われるようになった。

ワーケーションとは、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語だ。

いつもとは違った環境で働くことでリフレッシュできる。


普段の職場とは違うリゾートや観光地などの休暇先で、リモートワークで仕事をすることだ。


コロナ禍をきっかけに、新たなキャリアデザインが求められている。

様々な働き方を模索したい。







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