人の心に灯をともす 3045 生き切ること

【生き切ること】3045


大敬先生の心に響く言葉より…


本屋に行くと、よく『楽しく、ワクワク…』とか、『プラス思考で…』などといった本が沢山ならんでいますね。

もちろん、けっこうなことで、それでいいのですが、何となく気になるのは、楽しさとか苦しさとかに対する理解が、とても浅いんではないかと思うんです。


お釈迦さまは、私たちの、今、住んでいる世界をシャバ世界とおっしゃいました。

このシャバという言葉は、『苦しみに耐える』という意味なのです。

ですから、この世で生きることは、基本的には苦しいことなんです。


ある本には、『人生の目標は、生きること、生き切ることだ』とありました。

とにかく、死ぬまで、どんな事があっても途中でリタイアしてしまわないで生き切った。

それだけで、その人の人生の意義があったんだというのです。


それは、その通りだと思いますね。

この世で生きてゆくということは、それほど大変なことなんだと思います。

この文章を読んでいらっしゃる皆さんも、どんな生き方を、これまでやってこられたとしても、とにかく、ここまでは生き切って来られたのですからね、人生の意味があったんです。

その事で、自分自身を『よくやったね』と、ほめてあげて下さい。

自分を認め、許し、ほめてあげられるようになって、はじめて人を認め、許し、ほめてあげられるようになります。


人生はお釈迦さまがおっしゃるように、基本的には苦しみなんだけれど、そうと知って、その苦しみの只中に、覚悟を決めて入ってゆきましたら、意外にも、その苦しみの固まりがほぐれてきて、その中から喜びの種が見い出されてくるのですね。

そして、その種をしっかり保護して、大きく成長させてゆくのです。

そこまでいってはじめて「楽しく、ワクワク…」と言えますね。


お釈迦さまも八十歳をこえても、インド中を放浪してまわり、教えを説かれていたのです。

お経にも、すっかり疲労して、ヨボヨボ歩いておられた様子が記録されています。


「アナンダよ、私はもう齢(よわい)八十をこえて、すっかり弱ってしまった。肉体はすり減って思うように働いてくれなくなった。何度も何度も休みを与えぬと、仲々思い通りに働いてくれない。アナンダよ、私は疲れた。少し休みたい。しばらく横になろう」

と、こうおっしゃって衣を道傍に広げさせて、その上で何度も何度もお休みになったのです。


おなくなりになったのも、道傍に敷かれた衣の上でだったのです。

お釈迦さまも、決して楽ではなかったのですね。

それでも、そんな苦労の中に喜びを見いだしつつ生きてゆかれたのです。


『ひとついのち《しあわせ通信》第三集』本心庵





人が亡くなったとき、あの世で聞かれる二つのことがあるという。

一つは、どれだけ人の役にたったか、人に喜んでもらったか。

もう一つは、人生を楽しんだか。


自分の人生を楽しむとは、嫌なことがあったり、つらいことがある中にも、喜びや感謝することを見つけることができるか、ということ。

「人生を味わう」ともいえる。


あの世とは違い、この地球という現実世界は、すべて自分の肉体を通して行動し、経験することが必要だ。

あの世という魂の世界から、この世に来る意味は、実際の行動を通して、自分を磨き少しでも善き人間になること。

だからこそ、地球においては、「行動しなければ変わらない」というルールがある。

お釈迦さまというある意味の超能力者でさえも、この現実世界のルールを守った。


どんな状況になっても、人生を投げずに、生き切りたい。







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