人の心に灯をともす 3597 今すぐ自分を売り出す1行を作れ

【今すぐ自分を売り出す1行を作れ】3597



さわらぎ寛子氏の心に響く言葉より…


今は2人に1人が転職をする時代です。

新卒の学生は、60%近くがセカンドキャリアを意識して就活をするそうです。

終身雇用という神話は崩壊。


働き方改革が叫ばれ、副業が注目され、定年退職後や役職定年後のキャリア支援も広がっています。

先日、ある高校生からキャリアについて相談を受けました。

大学の入試試験の小論文に「卒業後のビジョンを書け」という項目があったのですが、「大学を卒業する4年後には、今ある仕事がなくなっているかもしれない。卒業後の夢を語れと言われてもムリ」と言っていました。


また、取材でお会いした某メーカーの経営者は、「社員を雇用するのは、その人が生み出す収益と契約すること。個人事業主として業務委託をするのと変わらない」とおっしゃっていました。

つまり会社が個人を育て、守ってくれるのではなく、会社の中にいても「稼げる個人」が求められているということでしょう。

今すぐ会社を辞めるとか、転職するとか、起業するとか、そういうことではなくとも、「今の会社や仕事がなくなったら、自分に何ができるか」という意識は、すべての人に求められているのです。

会社員を続けるにしても、「〇〇社の営業さん」ではなく「あなたと仕事がしたい」と言われる存在になれるでしょうか。


一番強いのは、会社や肩書きなんてなくても、「自分の名前が仕事になる」人でしょう。

たとえば、堀江貴文さんとかキングコングの西野亮廣さんなど、名前を言えば誰もが知っている人なら、「職業は自分の名前」で通用するでしょう。

でも、もし私が「仕事は、さわらぎ寛子です」と言ったって「は?」「誰やねん」です。


だからこそ、「自分を売り出す1行」が必要なのです。

会社名や肩書がなくても、あなたがあなたであるための、あなたを必要としている人が、あなたを見つけてくれるための「自分を売り出す1行」を作りましょう。


人が知りたいのは、その人が何をしているかではなく「自分にとってどういいか」「それが自分にどう役立つか」です。

人は、「同業他社と違う」から、その商品が欲しくなるわけではないのです。

「自分に役立つ」「これを使えば、自分にとっていいことがある」と思うから。


そして、それを使ったりやったり、その人に会ったりした後の「自分の変化」が想像できるから、それが欲しくなるのです。

私はこれができる!これが私の強みです!と叫んだところで、誰も興味はありません。

自分のできることや、自分の強みを「相手目線に変換」することが必要なのです。


まず、自分のこれからの生き方の軸を決める。

それをしっかり言語化する。

それから、それを達成するために足りないことがあるなら、できる方法を身につけたり、できる人の手を借りたりという方法を考える。

まずは今の自分、今ある自分の資源に目を向けること。

それを棚卸しして、しっかり言語化すること。

今の自分に足りない何かを足していくのは、その後です。


『今すぐ自分を売り出す1行を作れ』大和書房




さわらぎ寛子氏は本書の中でこう語る。

『私の講座やセミナーでは、初めに自己紹介をしてもらいます。

ひとり1分で、自己紹介とセミナーに参加した理由を語ってもらうのです。

自己紹介をたくさん聞いてきて、印象に残る自己紹介と何も印象に残らない自己紹介には、それぞれ共通点があることがわかりました。


《印象に残る自己紹介の特徴》

■つかみの一言がある

■誰かの役にたつか、どんな人のために活動しているかが明確

■自分だけのオリジナリティや人とは違う切り口(視点)がある

■その場にいる人に合わせて、内容を変えている


《印象に残らない自己紹介の共通点》

■会社名・部署名・仕事内容の3点セットを語る人が9割

■それに加えて、最近のマイブームや趣味などで笑いを誘うのがパターン

■「私は」が主語になっている

■こんな仕事をしている(してきた)、こんな業績を上げた、またはこんなことをしたい、こうしたいという願望を語っている


初対面の人に「私の仕事は」「わが社の強みは」と話しても聞いてもらえません。

「知らんがな」と思われて終わりです。

そうではなくて、「あ!この人は自分に関係ある人だ」「この人の話を聞いたら面白そう」と思われる必要があるのです。

これは広告のキャッチコピーと全く同じだと気づきました』


この「自分を売り出す1行を作る」というのは、なにも副業や起業だけに必要なことではない。

いまある既存の会社が自分の強みやウリを発見し、それを1行にすることにより、これからの方向性がより鮮明になる。

そのポイントは、自分(会社)は、「誰の役にたっているか」「どんな人のために活動しているのか」「人の役に立つ自分(会社)のオリジナルな資源、価値は何か」。


自分目線ではなく、相手目線。

あくまでも、「相手にとってどんなメリットがあるのか」が大事。

自己中心的でひとりよがりの「マイブーム」や、「売上目標〇〇億円」とか「店舗目標〇〇店達成」などは、他人にとって何の関心ごとではなく、スルーされる。


今すぐ自分を売り出す1行を作るには…

どんな人の役に立ちたいか、がとても大事。







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