人の心に灯をともす 5499 必ずポジティブな言葉で締めくくる

【必ずポジティブな言葉で締めくくる】5499



心理学者、内藤誼人(よしひと)氏の心に響く言葉より…


日本には、言霊思想というものがあります。

受験生は「落ちる」とか「滑る」という言葉をなるべく使わないように注意します。

そういう言葉を使っていると、本当に受験に落ちてしまうと思うからでしょう。

こういうのを忌み言葉とも呼びます。


船乗りは、「帰る」という言葉を使わないという話を聞いたことがあります。

「帰る」が「船が転覆する」を意味することになるので、縁起が悪いからでしょうね。

じつは、こういう心がけ自体は、間違っていません。

ふだん、どんな言葉を使うかによって、私たちの心理状態も大きな影響を受けてしまうからです。


テキサス大学のステファニー・ルードは、現在うつ病の31名、かつてうつ病だった26名、人生で一度もうつ病になったことのない67名に、20分間、簡単なエッセイを書いてもらい、各自のエッセイで使っている単語を分析 してみました。

その結果、現在うつ病の人は、ひんぱんにネガティブな単語を使っていることがわかりました。

「疲れた」「死にたい」「将来が不安」 「うんざり」「陰気」「どんより」といったネガティブな単語をしょっちゅう使っていると、本当に気分もそんなふうになってしまいますので気をつけなければなりません。


ではどうしたらいいのでしょうか。

自信をつけたいのなら、もっと明るい言葉を使いましょう。

「キラキラ」「夢いっぱい」「希望」「明るい」「晴れやか」 「ウキウキ」 ......。

ふだんからこういう言葉を使って会話をするようにするといいですよ。


SNSでつぶやくときにも、できるだけ明るい単語を使うといいですね。

そうすると、私たちの心も、ポジティブな方向に変わってくれますから。

かりに仕事で疲れたとしても、「この疲れが心地よい」というように、必ずポジティブな単語で締めくくることが大切です。

仕事がうまくいかなくとも、「いやあ、いい勉強をさせてもらった!」と、ウソでもいいので明るく公言するようにしたほうが、自信もついてくるはずです。



『自信をつける習慣』明日香出版社
https://amzn.to/44re6jV






斎藤一人さんは「口から出る言葉」についてこう語る。


『あなたの考え方が肯定的になってくると、あなたの口から出てくる言葉が変わってきます。

すると、あなたの運勢も変わってきます。

口から出る言葉はあなたの波動そのものです。

心にあるものが溢(あふ)れ出てくるのが言葉です。

だから、つい口から出た言葉も、あなた自身のものなのです。

「あんな意地悪なこと言ったけど、根はいい人なのよ・・・」と、人は言いますが、その言葉は根が意地悪な性格をしているから出たのです。』(変な人が書いた成功法則 /講談社+α文庫)より



心にあるものが溢れ出てきたものが「言葉」。

心にないものは出てこない。


特に大事なのは、終わりの言葉。

どんなに途中、肯定的なことを言っていたとしても、最後に、「でも、無理だよね」「やっぱり、難しいと思う」というような否定語で終わったら、すべてが否定的な言葉になってしまう。


「終わりよければすべて良し」(シェイクスピア)

という言葉の通り、最後の締めが大事なのだ。

どんなときも、ポジティブな言葉で締めくくりたい。






★新・日めくりカレンダー「ヒロさんのつぶやき」できました!
https://amzn.to/4a1szot

■メルマガの登録と解除はこちらから
http://hitonokokoro.com/

■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪
http://www.facebook.com/hitonokokoro

■【人の心に灯をともす】のブログはこちら
http://ameblo.jp/hiroo117/

■X(旧ツイッター)はこちらから
https://twitter.com/hiroo117