人の心に灯をともす 5682 切に生きる

【切に生きる】5682



藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…



「切に生きる」とは、ひたすらに生きるということである。

いまここの一瞬一瞬をひたむきに生きるということである。

小我を忘れ、何かに懸命に打ち込むことである。

その時、生は本然(ほんぜん)の輝きを放つ。


是(こ)の処は即ち是れ道場・・・苦しい死の床にあるこの場所も自分を高めていく道場。

道元はこの言葉を唱えながら亡くなったという。

「はかない人生を送ってはならない。切に生きよ」

道元が死の床で私たちに残した最期のメッセージをかみしめたいものである。


『小さな人生論 3』致知出版社
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小林正観さんは「今を生きること」についてこう語る。


『お釈迦さまが、弟子にこう聞かれました。

「お師匠さまは神通力にすぐれ、人の前世や来世が見えるとのことですが、私の前世はどんなものだったのでしょうか」お釈迦さまはこう答えたそうです。

「そんなことは考えなくてよいから、今日(こんにち)、ただ今、この刹那(せつな)を大事にして生きなさい」

弟子はしばらく黙っていましたが、再び聞きました。「私の来世はどんなものでしょうか」

お釈迦さまは静かに、こう言いました。

「そんなことは考えなくてよいから、今日、ただ今、この刹那を大事にして生きなさい」

お釈迦さまが使った「この刹那」というのは、今の一瞬一瞬のこと。

現代では「刹那主義」と言えば「今さえよければあとはどうなってもいいと思うこと」との意味ですが、本来の「刹那主義」とは一瞬一瞬を大事にして生きる思想、考え方のことでした。』(みんなが味方になる すごい秘密 /kadokawa)より


よけいなことを考えず、この一刹那(いちせつな)を一所懸命に生きるということだ。

一刹那とは、一瞬ということ。

前世がどうだったとか、来世どうなるか、などと考える人がいる。


小林正観さんは、前世が悪人であろうと善人であろうと、なんであろうと、今生での我々のテーマは変わらないという。

それは、「喜ばれる人」になること。

それが、「切に生きる」こと。


ただ、今、この一瞬を、一所懸命…

「切に生きる」ことができる人でありたい。





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