人の心に灯をともす 5681 自分の弱点や欠点に感謝する

【自分の弱点や欠点に感謝する】5681



中島輝(てる)氏の心に響く言葉より…


《人は、弱点や欠点によってさえ助けられる。誰しも一生の間には自分の欠点に感謝しなければならない。》(エマソン)


普通、弱点や欠点は良くないものだと思うでしょう。

しかしエマソンは、それらに「感謝せよ」と言います。

なぜなら「自慢の種が必ず災いをもたらすように、欠点が何らかの形でその人の役に立っていないということはない」からです。


エマソンはこんな例を挙げています。

「社交性がないという性格上の欠点があるなら、独りで楽しみを得て、自律の習慣を身につけることになるのだ」

欠点があることによって獲得できるスキルがあるのです。


たとえば営業職に必要なフットワークやコミュニケーション力がないことが欠点だと思うなら、

それが専門職に就くための資格を取るという行動につながるのではないでしょうか?

「そんなふうに前向きにはなれない」という人もいるかもしれません。


私は、引きこもり状態だった時、自分で自分の弱点や欠点をあげつらって、「これさえなければ」と自己嫌悪に苛まれていました。

しかし、決してそれが無駄なことだったとは思いません。

悩んだからこそ、今の自分があると思っています。


「誰しも真理に抵抗して闘ってみるまでは、真理が十分に理解できない」とエマソンは述べています。

悩んで回り道をしてこそ、いずれこの「欠点は人を助ける」という真理も十分に理解することになるのだと教えてくれています。


『エマソン 自分を信じ抜く100の言葉』朝日新聞出版
https://q.bmd.jp/91/119/907/__no__







松下幸之助氏は、成功した要因を聞かれて、こう答えたという。

「無学歴」「病弱」「貧乏」のおかげ、と。


多くの人は、「学歴がなかったら」、「病弱だったから」、「貧乏だったから」、成功できなかった、という。

しかし、松下幸之助氏は、学歴がなかったからこそ、素直に人の教えを請うことができた。

そして、自分より優秀な人を採用し、働いてもらうことができた、と。


病弱で体が弱かったから、人に頼んで、仕事を任せることを覚えた。

そして、暴飲暴食を控え、無理をせず、体をいたわったから長生きできた、と。


貧乏であったからこそ、お金のありがたみが痛いほどわかった。

だからこそ、一所懸命に必死で働くことができた、と。


エマソンは、自分の弱点や欠点に感謝せよ、という。

まさに、松下幸之助氏と同じだ。


すべては、捉え方ひとつ、考え方ひとつ、だ。

「自分の弱点や欠点に感謝する」という言葉を胸に刻みたい。






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