人の心に灯をともす 5717 プラス語で押し通す

【プラス語で押し通す】5717



樺旦純(かんばわたる)氏の心に響く言葉より…



自己イメージを高めるには、暗示が有効だ。

自己暗示が、人間の感情や行動、思考などに大きな影響を与えることは心理学でも明らかにされているが、言葉による暗示もその一つだ。


このとき大事なのは、「否定語を使わず、肯定語を使う」こと。

否定語とは、「良くない」とか「好きでない」というような「・・・でない」という言葉だけを指すのではない。

「嫌い」「汚い」「痛い」「悪い」などの言葉も、否定的な内容なので「否定語」のうちだ。


自己暗示によってさまざまな病気を治す「クエイズム」という精神療法の一種がある。

開発者のフランスの精神療法家エミール・クエは、自己暗示法の秘訣として、マイナス語は口にしないことを挙げている。

たとえば、患者に「痛みは消える、痛みは消える、痛みは消える」という場合で「痛み」という否定語を3回も使わず、せめて、「痛みは消える、消える、消える」と「痛み」を1回だけしか使わないようにする。

マイナスの刺激を与える言葉は避けるか、省略した方が効果が高いという。


人は言葉の暗示にかかりやすい。

「疲れた」とか「どうせダメだ」なんて言葉は使わないようにする。

「疲れてないよ」とか「ダメなんてことはない」といった表現も使わない。


では、どういう言葉を使えばいいのか? 「元気?」と言えばいい。

「ダメなんてことはないよ」とは言わずに、「大丈夫、OKだ」と言う。

先ほどの「痛みは消える・・・」の場合には、「ラクになる、ラクになる、ラクになる」でもいいだろう。


日頃からこのような否定語が口癖になっている人は、実に多い。

いま、この時点から意識してマイナスの言葉をプラスに置き換えた方がいい。


《「プラス語」で押し通せば、道も開ける》


『こわいほど「運」を呼び込む習慣術』日本実業出版社
https://q.bmd.jp/91/119/1585/__no__






自分が大声で怒ってしまったようなときは、怒りが、どんどんとエスカレートしてしまうことは多い。

言わなくてもいいようなことまで言ってしまい、あとでひどく後悔する。

つまり、自分の発した言葉に自分が反応してしまい、冷静ではなくなり、もっと腹を立ててしまう状態だ。


自分の発した言葉は、相手に向かって言っているというよりも、むしろ自分に向けて発信している。

なぜなら、人間の脳は、人称や、主語や、否定語か肯定語かも認識しないから。

「病気にならない」と言えば、病気だけを認識する。

「お前はバカだ」と言えば、バカだけを認識する。


だから・・・相手の成功をたたえれば、自分が成功する。

「素敵だね」と言えば、自分が素敵になる。


人を高めれば、自分も高めることになるということだ。

だからこそ・・・

マイナスの言葉をプラスに置き換える練習が必要だ。

「プラス語で押し通す」という言葉を胸に刻みたい。




●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
★新・日めくりカレンダー「ヒロさんのつぶやき」できました!
https://q.bmd.jp/91/119/1586/__no__
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

■メルマガの登録と解除はこちらから
https://q.bmd.jp/91/119/1587/__no__

■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪
https://q.bmd.jp/91/119/1588/__no__

■【人の心に灯をともす】のブログはこちら
https://q.bmd.jp/91/119/1589/__no__

■X(旧ツイッター)はこちらから
https://q.bmd.jp/91/119/1590/__no__