人の心に灯をともす 5739 人生を楽しむには
【人生を楽しむには】5739
小林正観さんの心に響く言葉より…
あの世の世界、といえば、私たちが普段使う言葉で不思議なものが、いくつかあります。
「生前あの人が使っていた箸です」「生前あの人が愛用していた万年筆です」という言い方を、私たちはよくします。
「生前」とは死の前、ではなくて「生の世界の前」と書くのです。
また、「大往生」は、「まったく悩んだり、苦しんだり、辛い思いをせずに亡くなること」をいいます。
死ぬことを往生したといいますが、往生とは「生の世界へ往く」と書いてあるのです。
「生前」という字から想像できるのは、死んでいく向こうが生の世界。
そして「大往生」は生の世界へ往くこと。
さらにもう一つ、「誕生」の「誕」。
この字を、漢和辞典でひいてみると、「誕」には、「かりそめの、装いの、いつわりの」という意味があります。
いつわりの、というのは悪い意味ではなく、装うという、良い意味でのいつわりです。
ですから誕生とは、装った仮初(かりそ)めの姿で生まれること。
私たちがこの世に生まれて生きているのは仮初めの生命で、本当の世界は向こうにある、ということを昔の人々は認識していたのかもしれません。
それが「生前」「往生」「誕生」という言葉に残っているように思われます。
私たちは肉体がある状態と、肉体のない状態 (魂だけの状態)を交互に繰り返しながら生きています。
これを輪廻転生といいます。
この肉体を持つ、ということがどういうことかというと、魂だけのときに比べると、ものすごく制約が多い。
実は、私たちが肉体を離れて、魂だけになった状態のときが本体なのです。
本体が、仮の姿の着ぐるみを着ているだけなのが今の姿。
その着ぐるみも、全部自分で選んだのです。
肉体を持って生きている世界が仮の姿で、魂だけの状況が本当の学校。
今、私たちは肉体を持って予備校にいます。
予備校でだいたい平均でいうと八十年ぐらいを過ごし、今度は魂だけの状態で中学へ行き、二、三百年続いて、また次の予備校に来て、また魂だけの高校に入って・・・というようにレベルアップしながら、無限に続くわけです。
その予備校、つまり肉体を持って生きているときには、目的というのがあります。
本校に行く前に予備校で何をするか。
それは「天国度(幸せ度)を高めること」というのがテーマです。
幸せ度とは、目の前の現象、目の前に現れること、出来事、病気も事故も全部「嬉しい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ついてる」というように喜びの心を持ってとらえられる、ということです。
天国度一〇〇というのは、自分がいかに恵まれていて、自分がどれほど幸せな日々を生きているか、ということ。
人生をどれだけ楽しんでいるか、ということ。
そこに気がついたら天国度が一〇〇になります。
『「人生を楽しむ」ための30法則』講談社
https://q.bmd.jp/91/119/1927/__no__
斎藤一人さんは、人が死んだとき、神さまから質問されることが2つあるという。
一つは、「人生を楽しみましたか?」
もう一つは、「人に親切にしましたか?」
「人生を楽しむ」とは、目の前の現象、目の前に現れること、出来事、病気も事故も全部「嬉しい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ついてる」というように喜びの心を持ってとらえられる、ということ。
「幸せ」や「不幸」という現象はなく、それをどうとらえるかが問題。
目の前に現れた現象をすべて、「嬉しい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ツイてる」と捉えることができれば、「人生を楽しむ」ことはできる。
しかし逆に、すべての現象を、「不平不満、愚痴・泣き言、悪口・文句、許せない、ツイてない」と言って暮らしていれば、「人生を楽しむ」ことはできず不満だらけの人生となる。
また、「人に親切にする」とは、「人に喜ばれること」をしてきたか、ということ。
「笑顔」「思いやりのある言葉(愛語)」「人のためにという気持ち」「気づかい」「やさしさ」「明るさ」がある人は、人に喜ばれる人。
反対に、いつも「不機嫌でブスっとしている」「(相手の気持ちを冷やすような)冷たい言葉を使う」「(人のことを考えず)自分のことばかりの自己中の人」「かわいげや愛嬌がない」「暗い人」なら、人には喜ばれず、嫌われるだけだ。
この世に生ある限りは、少しでも魂のレベルをあげるための行動をとること。
それが、「天国度(幸せ度)を高めること」。
すなわち、「人生を楽しむこと」。
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小林正観さんの心に響く言葉より…
あの世の世界、といえば、私たちが普段使う言葉で不思議なものが、いくつかあります。
「生前あの人が使っていた箸です」「生前あの人が愛用していた万年筆です」という言い方を、私たちはよくします。
「生前」とは死の前、ではなくて「生の世界の前」と書くのです。
また、「大往生」は、「まったく悩んだり、苦しんだり、辛い思いをせずに亡くなること」をいいます。
死ぬことを往生したといいますが、往生とは「生の世界へ往く」と書いてあるのです。
「生前」という字から想像できるのは、死んでいく向こうが生の世界。
そして「大往生」は生の世界へ往くこと。
さらにもう一つ、「誕生」の「誕」。
この字を、漢和辞典でひいてみると、「誕」には、「かりそめの、装いの、いつわりの」という意味があります。
いつわりの、というのは悪い意味ではなく、装うという、良い意味でのいつわりです。
ですから誕生とは、装った仮初(かりそ)めの姿で生まれること。
私たちがこの世に生まれて生きているのは仮初めの生命で、本当の世界は向こうにある、ということを昔の人々は認識していたのかもしれません。
それが「生前」「往生」「誕生」という言葉に残っているように思われます。
私たちは肉体がある状態と、肉体のない状態 (魂だけの状態)を交互に繰り返しながら生きています。
これを輪廻転生といいます。
この肉体を持つ、ということがどういうことかというと、魂だけのときに比べると、ものすごく制約が多い。
実は、私たちが肉体を離れて、魂だけになった状態のときが本体なのです。
本体が、仮の姿の着ぐるみを着ているだけなのが今の姿。
その着ぐるみも、全部自分で選んだのです。
肉体を持って生きている世界が仮の姿で、魂だけの状況が本当の学校。
今、私たちは肉体を持って予備校にいます。
予備校でだいたい平均でいうと八十年ぐらいを過ごし、今度は魂だけの状態で中学へ行き、二、三百年続いて、また次の予備校に来て、また魂だけの高校に入って・・・というようにレベルアップしながら、無限に続くわけです。
その予備校、つまり肉体を持って生きているときには、目的というのがあります。
本校に行く前に予備校で何をするか。
それは「天国度(幸せ度)を高めること」というのがテーマです。
幸せ度とは、目の前の現象、目の前に現れること、出来事、病気も事故も全部「嬉しい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ついてる」というように喜びの心を持ってとらえられる、ということです。
天国度一〇〇というのは、自分がいかに恵まれていて、自分がどれほど幸せな日々を生きているか、ということ。
人生をどれだけ楽しんでいるか、ということ。
そこに気がついたら天国度が一〇〇になります。
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斎藤一人さんは、人が死んだとき、神さまから質問されることが2つあるという。
一つは、「人生を楽しみましたか?」
もう一つは、「人に親切にしましたか?」
「人生を楽しむ」とは、目の前の現象、目の前に現れること、出来事、病気も事故も全部「嬉しい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ついてる」というように喜びの心を持ってとらえられる、ということ。
「幸せ」や「不幸」という現象はなく、それをどうとらえるかが問題。
目の前に現れた現象をすべて、「嬉しい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ツイてる」と捉えることができれば、「人生を楽しむ」ことはできる。
しかし逆に、すべての現象を、「不平不満、愚痴・泣き言、悪口・文句、許せない、ツイてない」と言って暮らしていれば、「人生を楽しむ」ことはできず不満だらけの人生となる。
また、「人に親切にする」とは、「人に喜ばれること」をしてきたか、ということ。
「笑顔」「思いやりのある言葉(愛語)」「人のためにという気持ち」「気づかい」「やさしさ」「明るさ」がある人は、人に喜ばれる人。
反対に、いつも「不機嫌でブスっとしている」「(相手の気持ちを冷やすような)冷たい言葉を使う」「(人のことを考えず)自分のことばかりの自己中の人」「かわいげや愛嬌がない」「暗い人」なら、人には喜ばれず、嫌われるだけだ。
この世に生ある限りは、少しでも魂のレベルをあげるための行動をとること。
それが、「天国度(幸せ度)を高めること」。
すなわち、「人生を楽しむこと」。
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