人の心に灯をともす 5775 運は機嫌に比例する

【運は機嫌に比例する】5775



感謝研究家、田代政貴(まさたか)氏の心に響く言葉より…


感謝の効果を最大化する秘訣をお教えします。

それは、機嫌良く過ごすこと。

自分の機嫌が悪いと感謝は生まれません。

いつも「機嫌良くいる」と決めて、心を穏やかな状態にしていくことが、日常でも感謝を生み出す源泉になります。


「運は機嫌に比例する」と言ったら、どう感じますか?

旅行中を想像してみてください。

皆さんは旅行中に運が良いと感じることが多くないですか?

それには理由があります。

旅行中は大抵、機嫌が良いからです。


新しい場所を探検したり、美味しい料理を食べたり、新しい人々と出会ったりと、旅行は大抵の人をハッピーにします。

そして、その幸せな気持ちが運を呼び寄せるのです。

しかも、「ありがとう」を言う機会も普段より多くなります。

飛行機のCAさんへ、レストランのウェイターさんや料理人さんへ、お土産を買った お店の店員さんへ、旅先で出会った親切な人々へ、ホテルのスタッフへと、旅行中はたくさんの「ありがとう」を声に出しているのです。

機嫌よく感謝することで「運」を引き寄せられるのです。


「いつも運が良い!」という人を観察したことがあります。

いつでも、どこでも、「ありがとう」と言っているのですが、あるとき、お洒落なレストランで、お皿の上の料理の中に髪の毛が入っていました。

店員さんを呼ぶのかな? と見ていたら、そっと取り除いて、何事もなかったかのように振る舞っていたのです。

気になって「店員さん呼びましょうか?」と聞いたところ、 「いえ、呼ばなくて良いです。たまたま入っただけでしょ?」と、笑っていました。

たしかに、わざと入れたわけでもなく、料理も美味しかったですからね。


さらには、帰り際には店員さんにも、厨房にいる料理人さんにも、「ごちそうさま、美味しかったです」と、挨拶されていました。

運が良い人は、相手の機嫌も良くしながら、自分も機嫌良く過ごしています。

自分の機嫌は自分でとる。

すると、感謝の恩恵も最大限に受けられるのです。


《「旅行中は運が良い」納得の理由》


『感謝脳』(田代政貴&樺沢紫苑)飛鳥新社
https://q.bmd.jp/91/119/2401/__no__





機嫌がいい人は、機嫌がいいことが起こるから機嫌がいいのではない。

普通の人なら機嫌が悪くなるような状況になっても、その中で機嫌よく過ごすことができるからだ。

たとえば、病気になったり、転んでケガをしたりしたようなとき、そんな状況の中からも、面白いことを見つけたり、笑うようなことを探して機嫌よく過ごすことができる。

そして、この程度で済んでよかったと、感謝する。

「おかげさま」という心を持っている。


つまり、感謝多き人は、運がいい、ということ。

だからこそ、機嫌よく過ごす人は、運がよくなる。


「運は機嫌に比例する」という言葉を胸に刻みたい。





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