人の心に灯をともす 577 ポジティブな姿勢は伝染する

【ポジティブな姿勢は伝染する】5774



リック・ピティーノ氏の心に響く言葉より…


人はみな絶えず変化や挫折に直面しますが、物事をポジティブに考える習慣を身につけるよう自分を訓練しなければなりません。

それをしばらく実践していると、周囲の人々のあなたに対する態度が変化することに気づくはずです。

なぜなら、人々はポジティブな人と一緒にいることを好むからです。


多くの人々は頑張っている人から元気をもらうことで自分も気分が高揚することを実感します。

もしあなたが仕事に対してポジティブなら、人々はあなたと一緒に仕事をしたいと思うものです。

私はそれをどのチームでも経験してきました。


選手たちの自尊心が低いと、「どうせ何をしてもダメだ」 という重苦しい雰囲気になります。

ネガティブな姿勢がチーム全体に蔓延している証しです。


しかし、一人ひとりの選手がポジティブな波長を発することを心がけると、チーム全体の自尊心が高まって雰囲気が劇的に好転します。

自尊心が高まるとポジティブな姿勢になり、生産性が向上します。

生産性が向上すると、ますますポジティブな姿勢になり、良いことが起こる気分になり、実際に良いことが起こります。

その結果、全員にとってより良い労働環境が整うのです。


あなたも職場でよりポジティブな労働環境をつくるために、自分の役割を果たさなければなりません。

いずれにしても、その職場にいることになるのですから、快適な職場づくりをしたほうが得策です。

快適な職場は全員の気分を良くし、それがより生産的な環境をつくります。


かつて私は、「練習は楽しむものではなく耐えるものだ」という重苦しい姿勢で選手たちに接していました。

しかし、それでは彼らはなかなかついてきてくれません。

練習に耐えるだけだと、まるで強制労働のようになってしまうからです。

それに対し、どんなに厳しい練習でも、その中に楽しさを見いだしてポジティブな姿勢になるのを手伝えば、彼らは一生懸命に練習するようになります。



『成功をめざす人に知っておいてほしいこと』ディスカヴァー
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「人間の最大の罪は不機嫌である」と言ったのはドイツの詩人である、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ。

人間の最大の罪とはかなり大袈裟のように感じる。

しかし、あくびが伝染するのと同じように、不機嫌もあっという間に伝染するということを考えるとそれも納得できる。




フランスの哲学者、アランはこう語った。

「すべての不運や、つまらぬ物事に対して、上機嫌にふるまうことである。上機嫌の波はあなたの周囲にひろがり、あらゆる物事を、あなた自身をも、軽やかにするだろう」

つまらない時ほど、嫌な雰囲気な時ほど、上機嫌にふるまう。

すると、周囲も上機嫌の波が広がる。

ちょうど、笑いの渦が広がっていくように。


つまり、上機嫌もポジティブも伝染し、広がっていく、ということだ。


「ポジティブな姿勢は伝染する」という言葉を胸に刻みたい。





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