人の心に灯をともす 5891 人生の勝負は後半にあり
【人生の勝負は後半にあり】5891
田中真澄氏の心に響く言葉より…
私は1979年に社会教育家として独立して以来、今日までの46年間、ずっと人生100年時代の到来に備えるための生き方について講演と執筆で論じてきました。
その経験から言えるのは、「日本の多くの人は、未だに人生の勝負は前半にありと考えている」ということです。
そのために、せっかく後半の人生が長くなりつつある今日、それに応じた自分の能力を開花させることなく、無為無策のまま漫然と過ごしている人が実に多いのです。
これは何とももったいないことではないでしょうか。
この事態を打破するには、「人生は60歳からが勝負」という新たな人生観の下に、後半の人生で自分に懸けるという挑戦をしていけばいいのです。次の2つの考え方を身につけて新たな行動に踏み切ることです。
「人間の能力開発はいつからでもスタートできる」と知ることです。
私たちは何かを始める場合、歳をとってからではもう遅いと考えがちです。
しかし、現在では世界の加齢研究に携わる専門家によって、人間の能力は年齢に関係なく伸び続けていくことが科学的に証明されています。
ですから、これからは年齢を超えて、自分が主体的に選んだ好きな仕事に打ち込み、どこまでも働き続ける生き方に徹することです。
2つ目は、仕事においては、あれもこれもと欲張らず、身の丈に合った地道な生き方、すなわち「少欲知足」の精神を抱き、「一点集中・こつこつこつこつ」「目立たず・無理せず・背伸びせず」の生き方を選ぶことです。
長く繁栄を続ける事業主は、総じてそういう生き方をしています。
それが長くなった人生を楽しく生きていくコツでもあるのです。
『90歳にして思う、人生で本当に大切なこと』ぱるす出版
https://q.bmd.jp/91/119/4447/__no__
田中真澄氏は、「人生は60歳からが勝負」と考えると、「一身にして二生(にしょう)を生きる」という考え方が必須だという。
「一身二生」とは、人生100年時代に入った今、一人の人生でありながら、二つの生き方をする、ということだ。
たとえば、会社を、途中退職(あるいは定年退職)して、起業したり、全く違う仕事についたりすること。
およそ300年前、全国を歩いて測量し、初の正確な日本地図をつくった伊能忠敬がその典型的な例だ。
人生50年といわれた時代に、人生の前半は商売(米の売買や酒造り)に徹し、商才を発揮し、家業を繁栄させた。
だが、後半は子供に家督を譲り、その後、19歳年下の高橋至時(よしとき)の弟子となり、当時の最先端であった西洋の天文学や測量を勉強した。
そして、55歳から17年間、ほぼ自費で、日本中をまわり測量の旅を続けた。
「一身二生」をまっとうするためには、晩年になっても、学び続けることが必要だ。
それは、人間の能力は死ぬ直前まで、年齢に関係なく伸びるからだ。
そして、人生の前半にどれだけ稼いで、地位を得たとしても、後半、特に晩年に見る影もなかったら、つまらない人生となってしまう。
晩年こそ、人から必要とされ、人に喜ばれる生き方が必要だ。
なぜなら、人生は「終わりよければすべてよし」だからだ。
「人生の勝負は後半にあり」という言葉を胸に刻みたい。
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田中真澄氏の心に響く言葉より…
私は1979年に社会教育家として独立して以来、今日までの46年間、ずっと人生100年時代の到来に備えるための生き方について講演と執筆で論じてきました。
その経験から言えるのは、「日本の多くの人は、未だに人生の勝負は前半にありと考えている」ということです。
そのために、せっかく後半の人生が長くなりつつある今日、それに応じた自分の能力を開花させることなく、無為無策のまま漫然と過ごしている人が実に多いのです。
これは何とももったいないことではないでしょうか。
この事態を打破するには、「人生は60歳からが勝負」という新たな人生観の下に、後半の人生で自分に懸けるという挑戦をしていけばいいのです。次の2つの考え方を身につけて新たな行動に踏み切ることです。
「人間の能力開発はいつからでもスタートできる」と知ることです。
私たちは何かを始める場合、歳をとってからではもう遅いと考えがちです。
しかし、現在では世界の加齢研究に携わる専門家によって、人間の能力は年齢に関係なく伸び続けていくことが科学的に証明されています。
ですから、これからは年齢を超えて、自分が主体的に選んだ好きな仕事に打ち込み、どこまでも働き続ける生き方に徹することです。
2つ目は、仕事においては、あれもこれもと欲張らず、身の丈に合った地道な生き方、すなわち「少欲知足」の精神を抱き、「一点集中・こつこつこつこつ」「目立たず・無理せず・背伸びせず」の生き方を選ぶことです。
長く繁栄を続ける事業主は、総じてそういう生き方をしています。
それが長くなった人生を楽しく生きていくコツでもあるのです。
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田中真澄氏は、「人生は60歳からが勝負」と考えると、「一身にして二生(にしょう)を生きる」という考え方が必須だという。
「一身二生」とは、人生100年時代に入った今、一人の人生でありながら、二つの生き方をする、ということだ。
たとえば、会社を、途中退職(あるいは定年退職)して、起業したり、全く違う仕事についたりすること。
およそ300年前、全国を歩いて測量し、初の正確な日本地図をつくった伊能忠敬がその典型的な例だ。
人生50年といわれた時代に、人生の前半は商売(米の売買や酒造り)に徹し、商才を発揮し、家業を繁栄させた。
だが、後半は子供に家督を譲り、その後、19歳年下の高橋至時(よしとき)の弟子となり、当時の最先端であった西洋の天文学や測量を勉強した。
そして、55歳から17年間、ほぼ自費で、日本中をまわり測量の旅を続けた。
「一身二生」をまっとうするためには、晩年になっても、学び続けることが必要だ。
それは、人間の能力は死ぬ直前まで、年齢に関係なく伸びるからだ。
そして、人生の前半にどれだけ稼いで、地位を得たとしても、後半、特に晩年に見る影もなかったら、つまらない人生となってしまう。
晩年こそ、人から必要とされ、人に喜ばれる生き方が必要だ。
なぜなら、人生は「終わりよければすべてよし」だからだ。
「人生の勝負は後半にあり」という言葉を胸に刻みたい。
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