人の心に灯をともす 5949 人格を磨き続ける

【人格を磨き続ける】5949




藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…


《文明の最高目的は人間人格の発展である》 (アレキシス・カレル)


カレルは一九一二年にノーベル生理学・医学賞を受賞した医学者です。

世界的な名声を手にしながらも、

「人間は自分の外の世界、例えば宇宙、物理、数学などでは、ものすごい発展を遂げた。ところが、人間とは何ぞやということになると一向に解明できていない」

と語り、 人間とはいかなるものかを生涯のテーマとしました。


人間以外のあらゆる動物にとって、生きることは食べることです。

人間もまた、長い間この連鎖の中にありましたが、人間は文明を発達させることで食糧を保存備蓄するようになり、この連鎖を断ち切りました。


しかし、天は楽をさせ、安逸を貪らせるために文明を開く力を人間に与えたのではありません。

人格をさらに発展させてほしいという願いをもって人に文明を開く力を与えたのだ、とカレルは言っているのだと思います。


コロナの世界的大流行、各地での紛争など、天は人類をして「最高目的」を果たさせるべく、その自覚を深めさせるために試練を与えたのではないか。

そう感じずにはいられません。



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仏教の神髄は、「上求菩提(じょうぐぼだい)、 下化衆生(げけしゅじょう)」だという。


上求菩提というのは、自分の人格や人間性を少しでも向上させていくこと。

そして下化衆生というのは、少しでも世のため人のために尽くしていくこと。



また、京セラの稲盛和夫氏は、「人間が生きている意味」、「人生の目的」についてこう語っている。

それは、「心を高める」ことであり、「魂を磨く」こと。

そして、「この世に何しにきたのか」と問われれば、「生まれたときより、少しでもましな人間になる、すなわち、わずかなりとも美しく崇高な魂を持って死んでいくためだ」という。


まさに、「上求菩提(じょうぐぼだい)、 下化衆生(げけしゅじょう)」の世界だ。


いくつになっても、自分の人間性を高め、向上させていく。

そのためには、棺桶に足を突っ込むその瞬間まで、学び続けることが必要、ということだ。


「人格を磨き続ける」という言葉を胸に刻みたい。




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