人の心に灯をともす 5950 自己開示される人

【自己開示される人に】5950



精神科医、ゆうきゆう氏の心に響く言葉より…


《自己開示をすることで 相手との距離が縮まる》


さらに相手との距離を縮めるには、 自己開示が効果的です。

自己開示とは心理学用語で、自分の内面の気持ちやプライベートなことなどを率直に、ありのままに相手に伝えることをいいます。


「実は小さいころ父を 亡くしたから、父親的な人に惹かれる」「職場で対立しているけど、ど うしたらいいか」など話しにくいこ とを口にすることで、相手は「私のことを信頼してくれている」と受けとめます。

プライベートなことは、ある程度の信頼関係がないと話せませんから、自己開示することは相手を信頼している証拠となります。


こちらがプライベートなことを話したら、相手も気を許し、「そこまで話してくれたのだから、私も自分のことを話そう」と、同じ程度にプライベートなことを口にするようになります。

これを自己開示の返報性と呼びます。


ただし、なんでも自己開示すればいいというわけではありません。

さほど仲よくなっていない相手に深刻なことを話すと、逆効果になる場合があります。

関係の進展具合に応じ、適切なタイミングで行うようにしましょう。


自己開示の際、注意しなければいけないのは、同じ話を何度もしてしまうことです。

話したことを覚えていないということは、相手をさほど大事にしていないことの表れと受けとめられます。

関係はかえって進展しません。


《自己開示の返報性とは、こちらが示した情報と同じ程度の情報を相手も返してくる法則。自分が心の内をさらけ出せば、相手も心の内をオープンにする可能性が高い。》


『ズルい心理学大全』西東社
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自己開示は、長い時間をかけてしていくものだ。

短兵急に自己開示してしまい、あとからひどい目にあうこともあるからだ。

人との相性など、お互いの環境の変化や、人としての成長の度合いによっても変わってくる。

小中学校や高校時代、大親友であっても、大人になるとただの知り合いになることもある。

だからこそ、相手を信頼して自己開示したとしても、その後、裏切られたり、秘密をバラされたり、その結果、傷ついたりする覚悟を持つことも必要だ。


逆に言うなら、人として大事なことは、相手が人には言えないような秘密を語ってくれたら、その秘密は自分は絶対に口外しないことだ。

それが口が堅い人であり、信義を重んじる人。

たとえ、もう関係が切れてしまった人であっても、その秘密は最後まで自分の中にとどめる。


そして、あの人なら安心して何でも話せる、という人になること。

それが、信頼される人。


「自己開示される人に」と言う言葉を胸に刻みたい。






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