人の心に灯をともす 5462 人生は遊びながら年老いてゆく

【人生は遊びながら年老いてゆく】5462



寺山修司氏の心に響く言葉より…


かもめは飛びながら歌をおぼえ 

人生は遊びながら年老いてゆく


遊びはもうひとつの人生である

そこにはめぐり逢いも別れもある

人は遊びのなかであることを思い出し、あることを忘れ、そしてあることを捨てる


人はだれでも 遊びという名の劇場をもつことができる

悲劇 喜劇 活劇 メロドラマ

そこで人は主役になり、同時に観客になることもできる

遊ぶことは 冒険することであり、 ためすことであり、知ることだったのです


人生が終わると、遊びも終わってしまう

しかし、遊びが終わっても人生は終わらない

遊びは何べんでも終わることができるから、何べんでもやり直しができる

出会いと別れのくり返し

そこが遊びのいいところなんだね


人生では敗けられないが、遊びなら敗けられる

そして敗けを知ったものだけが味わえる風景というものがある


人生が、いちばん安上がりの遊びである

死が、いちばん高くつく遊びである


遊びは、人生の時刻表である

人はそこに立ち止まり、自分の乗る汽車をえらぶ

人生は汽車である

旅をしながら年老いてゆく



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藤原東演住職は「遊び」についてこう語る。


『「遊戯三昧(ゆげざんまい)」という禅語は、「無門関」の第一則に出てくる。

我を忘れて、無心に遊んでみないか。

仕事も、趣味も、生活でなすことも、さらには人生の運不運もすべて遊び心で生きることがすばらしい。

仕事は成果をあげなくてはならない。

「何かのため」という意味づけが不可欠だ。

ところが、遊びは何かのためにという目的がない。

その成功とか失敗なんか関係がない。

成果など計算したら、それは遊びではない。

人の評価も気にする必要がない。

ただやることが面白い、楽しいからやるのである。』(禅、「あたま」の整理/知的生きかた文庫)


「人生とは、冥土(めいど)までの暇(ひま)つぶし』(今東光)


人生を、道草したり、遠回りしたり、迷ったり、あと戻りしたり、しながら旅をする。

そして、時に、ふざけたり、大騒ぎしたり、それで、怒られたり…

でも、それを、面白がって、大笑いしながら、楽しんで生きていく。

それが、遊び。


人生は汽車である

旅をしながら

そして、遊びながら年老いてゆく。






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