人の心に灯をともす 5471 明るい光をなげかける

【明るい光をなげかける】5471



小林正観さんの心に響く言葉より…


人間には、伝染しやすいものが三つあります。

それは、あくび・不機嫌・笑顔です。


あくびをしていない人のところに、あくびをしている人が入っていくと、あくびが伝染します。

明るく楽しく生きている人の中に、不機嫌な人が入っていくと、不機嫌が伝染します。

不機嫌な人の中に、笑顔の人が入っていくと、不機嫌な人に笑顔が伝染していきます。


ドイツで生まれた、ゲーテという詩人がいます。

彼は詩人のほかに、作家・自然科学研究家をしていました。

代表作に戯曲『ファウスト』があります。


彼は、人間観察をし続けた結果として「人の最大の罪は不機嫌」と書き残しました。

最大の罪は、人殺し・盗むこと・だますことではなく、「不機嫌」なのです。

不機嫌の場合、それを直さない限り、周りにいる何百人、何千人へと何度も不愉快を与え続けていることになります。


あれが悪い、これが悪いと言っている人は、自分が闇を発しているかもしれないということに、気がついていません。

問題を指摘することで周りに暗さを与え、さらに自分も暗くなり不機嫌になることで、口がへの字口になってしまいます。

いつも明るい笑顔や、温かい言葉を投げかけて楽しそうにしていることが、周りの人に明るい光を投げかけているということなのです。


『笑顔で光って輝いて』清談社
https://amzn.to/49o4rLD






「あれが悪い、これが悪い」と言っている人は、自分はまっとうな意見を言っているだけだ、と思っている。

自分が不機嫌をまき散らしていることに気づかない。

「意見も言っちゃいけないのか」などと逆ギレされたりする。


「否定」も同じ。

それはたとえば、「でも」「だって」から始まる言葉。


また、小林正観さんは、揶揄(やゆ)、嫌み、皮肉、のことを「刺し言葉」という。

チクチクと人の心を刺すからだ。

言われた人は、どんどん離れていく。


まわりも暗くなり、テンションが下がる。

結果として不機嫌となる。


「でも」「だって」ではなく、「なるほど」「そうだね」と肯定から始まること。

すると、自分もまわりも機嫌がよくなる。


いつも笑顔で…

不機嫌ではなく、明るい光を投げかける人でありたい。





★新・日めくりカレンダー「ヒロさんのつぶやき」できました!
https://amzn.to/4a1szot

■メルマガの登録と解除はこちらから
http://hitonokokoro.com/

■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪
http://www.facebook.com/hitonokokoro

■【人の心に灯をともす】のブログはこちら
http://ameblo.jp/hiroo117/

■X(旧ツイッター)はこちらから
https://twitter.com/hiroo117