人の心に灯をともす 5541 人格がテストされるとき
【人格がテストされるとき】5541
本田健氏の心に響く言葉より…
ほとんどの人は自分の「心の渇き」に対処できず、悶々としています。
自分の「心の渇き」に無自覚で、ネガティブな感情を他人にぶつけていては、人間関係がうまくいくはずがありません。
たとえば社長が、部長とその部下に「このプロジェクト、すごいね。よくできている」とほめたとします。
そのアイデアは部下が出したものであったとしても、もし部長の心が渇いていたら、部長は「あれは僕が思いついたんですよ」と言ってしまうかもしれません。
自分が「認められたい」という気持ち、心の渇きが部長にあったら、部下のことをかまう余裕はないわけです。
そして、自分の手柄を部長に取られた部下は、「何、この人?」と上司への信頼をなくしてしまいます。
一方、もし部長が心の渇いていない人で人格者だったら、たとえ自身のアイデアであったとしても、「いや、実は部下が天才的なアイデアを思いつきましてね」と手柄を上手に譲ってあげられます。
そして、名指しされた部下は、「この上司に一生ついていこう」と思うでしょう。
「心の渇き」は、パートナーとの関係にも大きな影響を及ぼします。
家事や小さな子どもの世話に時間を取られ、仕事もしていて、毎日、時間に追われるようにしている女性が、パートナーに「ところで僕の着るものは、どこにあるの?」と言われたら、どうなるでしょうか。
想像してみてください。
女性は、「自分で探せばいいでしょ。五歳以上の人は、自分のことは、自分でしてください!」と激怒するかもしれません。
もし、彼女に心の余裕があったら、パートナーの子どもっぽいニーズに応えてあげられますが、日々の忙しさに加えて心が渇いていれば、それができないのが普通です。
こうした会話が続くと、カップルの関係にもひびが入りかねません。
人間関係を実り豊かなものにするには、自分のストレス度や心の渇き具合に自覚的でいることが必要です。
そして、悶々としたネガティブな感情を不用意にぶつけないよう、気をつけることです。
余裕のないときにも相手を思いやれるか、すべての人が試されています。
それは、年齢に関係ないし、収入、社会的地位にも関係なく、「人間関係の質」を決める大事な指標なのかもしれません。
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心に余裕のないときは、相手が話をしている最中なのに、話をとって、自分の話を始めてしまうことがある。
それは、人には、多かれ少なかれ、程度の差こそあれ、「自分が、自分が」という思いを持っているからだ。
「あなたの話より、私の話の方が面白い」「自分はもっと知っている」「自分は本当はすごいんだ」と、他人から認めてもらいたい気持ちだ。
もっと、自分のことを、評価して欲しい、共感して欲しい、ほめて欲しい、肯定して欲しい、気にかけて欲しい、という「承認欲求」。
心に余裕があると、相手に花を持たせることができる。
それは…
相手が話をしているときは、自分が言いたいのを我慢して、言い終わるまで絶対にしゃべらないと決めている人
また、意見が食い違ったときは、相手をやりこめたり、反論するのではなく、「ああ、なるほど」とか「ホントだね、あなたが正しいよ」、とスルーしたりよけたりすることができる人。
周りの人は、その状況をよく見ている。
「ああ、あの人はさっと引き下がって、相手に花をもたせた。大人だね」と。
「人格がテストされるとき」
心に余裕があるかどうかが試されている。
いつも機嫌よくいられる人でありたい。
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本田健氏の心に響く言葉より…
ほとんどの人は自分の「心の渇き」に対処できず、悶々としています。
自分の「心の渇き」に無自覚で、ネガティブな感情を他人にぶつけていては、人間関係がうまくいくはずがありません。
たとえば社長が、部長とその部下に「このプロジェクト、すごいね。よくできている」とほめたとします。
そのアイデアは部下が出したものであったとしても、もし部長の心が渇いていたら、部長は「あれは僕が思いついたんですよ」と言ってしまうかもしれません。
自分が「認められたい」という気持ち、心の渇きが部長にあったら、部下のことをかまう余裕はないわけです。
そして、自分の手柄を部長に取られた部下は、「何、この人?」と上司への信頼をなくしてしまいます。
一方、もし部長が心の渇いていない人で人格者だったら、たとえ自身のアイデアであったとしても、「いや、実は部下が天才的なアイデアを思いつきましてね」と手柄を上手に譲ってあげられます。
そして、名指しされた部下は、「この上司に一生ついていこう」と思うでしょう。
「心の渇き」は、パートナーとの関係にも大きな影響を及ぼします。
家事や小さな子どもの世話に時間を取られ、仕事もしていて、毎日、時間に追われるようにしている女性が、パートナーに「ところで僕の着るものは、どこにあるの?」と言われたら、どうなるでしょうか。
想像してみてください。
女性は、「自分で探せばいいでしょ。五歳以上の人は、自分のことは、自分でしてください!」と激怒するかもしれません。
もし、彼女に心の余裕があったら、パートナーの子どもっぽいニーズに応えてあげられますが、日々の忙しさに加えて心が渇いていれば、それができないのが普通です。
こうした会話が続くと、カップルの関係にもひびが入りかねません。
人間関係を実り豊かなものにするには、自分のストレス度や心の渇き具合に自覚的でいることが必要です。
そして、悶々としたネガティブな感情を不用意にぶつけないよう、気をつけることです。
余裕のないときにも相手を思いやれるか、すべての人が試されています。
それは、年齢に関係ないし、収入、社会的地位にも関係なく、「人間関係の質」を決める大事な指標なのかもしれません。
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それは、人には、多かれ少なかれ、程度の差こそあれ、「自分が、自分が」という思いを持っているからだ。
「あなたの話より、私の話の方が面白い」「自分はもっと知っている」「自分は本当はすごいんだ」と、他人から認めてもらいたい気持ちだ。
もっと、自分のことを、評価して欲しい、共感して欲しい、ほめて欲しい、肯定して欲しい、気にかけて欲しい、という「承認欲求」。
心に余裕があると、相手に花を持たせることができる。
それは…
相手が話をしているときは、自分が言いたいのを我慢して、言い終わるまで絶対にしゃべらないと決めている人
また、意見が食い違ったときは、相手をやりこめたり、反論するのではなく、「ああ、なるほど」とか「ホントだね、あなたが正しいよ」、とスルーしたりよけたりすることができる人。
周りの人は、その状況をよく見ている。
「ああ、あの人はさっと引き下がって、相手に花をもたせた。大人だね」と。
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