人の心に灯をともす 5503 しあわせのものさし
【しあわせのものさし】5503
中野信子氏の心に響く言葉より…
目的や目標をもつときにも重要なのが、自分なりの「しあわせのものさし」です。
目的や目標も、自分なりの「しあわせのものさし」で測って決めるのが大事なのです。
ところで、そもそも運がいい、悪いというのはどういう状態をいうのでしょうか。
たとえば宝くじで大金を当てた人がいるとしましょう。
この「宝くじで大金を当てた」という事実だけを切り取れば、たしかにこの人は運がいいといえます。
しかし現実はそう単純ではありません。
この人は当籤金以上の莫大な借金を抱えているかもしれません。
あるいはすでに何十億もの資産をもっている人かもしれない。
宝くじで大金が当たったことで、親戚関係が悪くなったり、人生が狂ったりしたという話もよく聞きます。
逆に、この大金を有効に使っていっそうのしあわせを得る人もいます。
つまり、運のよさというのは客観的に定義できるものではないのです。
同じような境遇に置かれたときに、それを運がいいとするか、悪いとするかは、究極には自分で決めるしかありません。
では、「自分は運が悪い」と感じてしまう人は、どうしてそうなってしまうのでしょうか。
その大きな理由のひとつが、彼らが自分なりの「しあわせのものさし」で測った目的や目標をもっていないから、と私は考えています。
自分なりのしあわせの価値観を ベースにした「こうしたい」「ああしたい」という思いをもち合わせていないのです。
そして自分の価値観が明確になっていない人は、他人の意見や一般的な価値観に影響を受けやすくなります。
これはたしか海外での話だったと思いますが、ある夫婦が宝くじで何十億円という大金を当てたそうです。
彼らはある企業の工場で働いていたのですが、当籤金で勤務先の会社を買収しました。
雇われる身から雇う身への華麗なる転身をめざしたのでしょう。
しかし、数年後にはその企業は当籤金以上の借金を抱えて倒産してしまったというのです。
彼らは、雇われる身より雇う身のほうがしあわせという一般的な価値観に惑わされてしまったのかもしれません。
「会社を買ってしまえば?」というだれかの意見に影響されたのかもしれない。
真意はわかりませんが、もしこの夫婦に、もともと自分たちなりのしあわせの価値観に基づいた目的や目標があったなら、安易に会社を買収するという選択はしなかったでしょう。
容姿などでも同じことがいえます。
抜群のスタイルと美貌をもった女性に対して、第三者というのは案外無責任に「モデルになったら?」などと言います。
本人が本当にモデルという仕事にやりがいや生きがいを見いだせているのなら、彼女がモデルの道を選ぶことはしあわせにつながるでしょう。
しかし単に、他人の意見に影響を受けただけでモデルになったとしたら、彼女にはいずれ自分の職業について、本当にこれでよかったのかと、悩み苦しむ日がやってくるでしょう。
つまり、自分なりの「しあわせのものさし」で測った目的や目標がないと、せっかくのチャンスや努力が無駄になってしまうのです。
また、他人の意見や一般的な価値観に影響を受けて、お金や学歴・肩書き、容姿などの「道具」の使い方を間違ってし まう。
そして、それが「不運」としかいいようのない状態を招いてしまうのです。
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自分の「しあわせのものさし」がない目標や夢は、もし叶ったとしても、不幸になる確率の方が高い。
「いい大学に入る」「いい会社に入る」「お金持ちになる」「結婚」等々。
目標や夢が、ゴール(目的)となっているからだ。
ゴール(目的)に到達したらそれより先はない。
それを目的地主義という。
本当は、その目的地に行くまでの「道中を楽しむ」ことが大事なのだ。
それが「しあわせのものさし」。
道中を楽しめる人は、目的地が単なる通過点になる。
どんな状況になろうと、その場を楽しめる人、「今ここ」を楽しめる人。
それが「しあわせのものさし」を持った人。
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中野信子氏の心に響く言葉より…
目的や目標をもつときにも重要なのが、自分なりの「しあわせのものさし」です。
目的や目標も、自分なりの「しあわせのものさし」で測って決めるのが大事なのです。
ところで、そもそも運がいい、悪いというのはどういう状態をいうのでしょうか。
たとえば宝くじで大金を当てた人がいるとしましょう。
この「宝くじで大金を当てた」という事実だけを切り取れば、たしかにこの人は運がいいといえます。
しかし現実はそう単純ではありません。
この人は当籤金以上の莫大な借金を抱えているかもしれません。
あるいはすでに何十億もの資産をもっている人かもしれない。
宝くじで大金が当たったことで、親戚関係が悪くなったり、人生が狂ったりしたという話もよく聞きます。
逆に、この大金を有効に使っていっそうのしあわせを得る人もいます。
つまり、運のよさというのは客観的に定義できるものではないのです。
同じような境遇に置かれたときに、それを運がいいとするか、悪いとするかは、究極には自分で決めるしかありません。
では、「自分は運が悪い」と感じてしまう人は、どうしてそうなってしまうのでしょうか。
その大きな理由のひとつが、彼らが自分なりの「しあわせのものさし」で測った目的や目標をもっていないから、と私は考えています。
自分なりのしあわせの価値観を ベースにした「こうしたい」「ああしたい」という思いをもち合わせていないのです。
そして自分の価値観が明確になっていない人は、他人の意見や一般的な価値観に影響を受けやすくなります。
これはたしか海外での話だったと思いますが、ある夫婦が宝くじで何十億円という大金を当てたそうです。
彼らはある企業の工場で働いていたのですが、当籤金で勤務先の会社を買収しました。
雇われる身から雇う身への華麗なる転身をめざしたのでしょう。
しかし、数年後にはその企業は当籤金以上の借金を抱えて倒産してしまったというのです。
彼らは、雇われる身より雇う身のほうがしあわせという一般的な価値観に惑わされてしまったのかもしれません。
「会社を買ってしまえば?」というだれかの意見に影響されたのかもしれない。
真意はわかりませんが、もしこの夫婦に、もともと自分たちなりのしあわせの価値観に基づいた目的や目標があったなら、安易に会社を買収するという選択はしなかったでしょう。
容姿などでも同じことがいえます。
抜群のスタイルと美貌をもった女性に対して、第三者というのは案外無責任に「モデルになったら?」などと言います。
本人が本当にモデルという仕事にやりがいや生きがいを見いだせているのなら、彼女がモデルの道を選ぶことはしあわせにつながるでしょう。
しかし単に、他人の意見に影響を受けただけでモデルになったとしたら、彼女にはいずれ自分の職業について、本当にこれでよかったのかと、悩み苦しむ日がやってくるでしょう。
つまり、自分なりの「しあわせのものさし」で測った目的や目標がないと、せっかくのチャンスや努力が無駄になってしまうのです。
また、他人の意見や一般的な価値観に影響を受けて、お金や学歴・肩書き、容姿などの「道具」の使い方を間違ってし まう。
そして、それが「不運」としかいいようのない状態を招いてしまうのです。
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ゴール(目的)に到達したらそれより先はない。
それを目的地主義という。
本当は、その目的地に行くまでの「道中を楽しむ」ことが大事なのだ。
それが「しあわせのものさし」。
道中を楽しめる人は、目的地が単なる通過点になる。
どんな状況になろうと、その場を楽しめる人、「今ここ」を楽しめる人。
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