人の心に灯をともす 5793 コミュニティを作ってから起業する

【コミュニティを作ってから起業する】5793



嶋村吉洋(よしひろ)氏の心に響く言葉より…


私はずっと不思議に思っていたことがあります。

なぜ、世の中の大人は、「起業してから、自分を真剣に応援してくれるコミュニ ティを作る」という選択をするのだろう?

なぜ、世の中の大人は、「自分を真剣に応援してくれるコミュニティを作ってから起業する」という選択をしないのだろう?


こんな素朴な疑問を抱き、実際に行動に移してきた私はいろんな方々から、 「なぜコミュニティを先に作ったほうがよいのですか?」 と、質問を受けます。

それに対して私はこう答えます 「泥縄にならないためです」

泥縄をググると、 「事が起こってから、あわててその対策に手を着けることをあざけって言う語」と、書いてあります。


これは、起業に限らず、他のことにも言えると思います。

起業してからコミュニティ作りを始めるから、資金・メンタル・人材・体力面などで非常に苦しくなる。

だったら、コミュニティを作ってから、起業したらよいのでは?

私はそう思うのです。


『となりの億万長者が17時になったらやっていること』PHP
https://q.bmd.jp/91/119/2695/__no__





本書の中にコミュニティ作りでこんな事例が紹介されていた。


『Aくんは、IT企業に入社したシステムエンジニアだった。

しかし、仕事をするうちに、そもそも興味を持っていたのは食の世界だったと気づいた。

それで、会社に勤めながら、様々なコミュニティに入り、人とつながり、人間関係を広げていった。

そして、食の情報を発信し、食事会や、食の勉強会などのイベントを開催して、地道に自分のコミュニティを作っていった。

彼のコミュニティには、自分と同じように「飲食店をやりたい」と思っている人が多い。

「それなら」ということで、仲間と2人で「飲食店型のレンタルスペース」を開業することから独立したビジネスを開始する。

食のコミュニティを運営しているので、このスペースを利用したい人はすぐに集まる。

昼間はパスタ屋さんで、夜は貸し切り用のレンタルスペース。

5年間で同じような施設をもう1つ。

さらに東京の港区でイタリアンレストラン経営を始めた。

そうした店舗を運営しながら、満を持して8年目で、自分でも料理を作るラーメン店にチャレンジした。

その経験を活かし、他の店にアドバイスするコンサルタントの仕事も引き受け、情報発信によってコミュニティを拡張させている。』



飲食店を起業する人の多くは、まず、どこかの有名店で修業し、料理や接客の技術を身につける。

反対に、料理好きや食べ物好きのコミュニティを先に立ち上げ、何千人かのフォロアーを獲得して、そのあとで、起業するという方法がある。

これが、本書でいう「コミュニティを作ってから起業する」という方法だ。


海外の有名店で、何年も修行を重ね、実力を身につけたとしても、日本に帰ってきて知り合いやファンが誰もいなかったら、一人もお客さんは来てくれない。

それが、コミュニティの力だ。

SNSが当たり前のように発達している現代、SNSで知り合いやファンをつくることがいかに大切か。

昔と、起業の方法が大きく違ってきたことを深く認識する必要がある。


「コミュニティを作ってから起業する」という言葉を胸に刻みたい。




●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
★新・日めくりカレンダー「ヒロさんのつぶやき」できました!
https://q.bmd.jp/91/119/2696/__no__
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

■メルマガの登録と解除はこちらから
https://q.bmd.jp/91/119/2697/__no__

■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪
https://q.bmd.jp/91/119/2698/__no__

■【人の心に灯をともす】のブログはこちら
https://q.bmd.jp/91/119/2699/__no__

■X(旧ツイッター)はこちらから
https://q.bmd.jp/91/119/2700/__no__