人の心に灯をともす 5848 セレンディピティ・トリガー

【セレンディピティ・トリガー】5848



クリスチャン・ブッシュ氏の心に響く言葉より…


ロンドンを拠点に複数の企業を立ち上げ、「スーパーコネクター(人脈づくりの達人)」 でもあるオリ・バレットは、新しい人と出会うと共通点を見つけるためにいくつもの種をまく。

「何の仕事をしているのか」と聞かれれば、こんな具合に答える。


「人と人を結びつけるのが好きだ。教育分野の会社を立ち上げた。最近は哲学に興味が出てきたけど、本当に好きなのはピアノを弾くことだ」。

この答えには、少なくとも4つの潜在的なセレンディピティ・トリガーが含まれている。


●好きなこと(人と人とをつなげる)

●仕事の説明(教育事業を立ち上げた)

●関心があること(哲学)

●趣味 (ピアノ演奏)



「起業家です」とだけ答えていたら、相手が点と点をつなぐ余地はかなり限られてしまう。

4つ、5つのセレンディピティ・トリガーの種をまくことで、「すごい偶然だな! 私も最近ピアノを買おうと思っているんだけど、おススメはある?」といった反応が返ってくる可能性は高まる。

オリは、相手が自分の人生とかかわりのある種に気づき、選択する余地を与えている。

それによって大小さまざまなセレンディピティが起こりやすくなる。


《人脈づくりの達人の種のまき方》


『運のいい人が幸運をつかむ前にやっていること』東洋経済新報社
https://q.bmd.jp/91/119/3727/__no__





セレンディピティとは、予期せぬすばらしいものを発見したり、素敵な偶然に出会うこと。

また、セレンディピティ・トリガーとは、 セレンディピティを引き起こす「引き金」のことだ。

セレンディピティが起こるための「きっかけ」。


セレンディピティに出会うための「きっかけ」は多いほどよい。

たとえば、名刺交換のとき、名刺に共通の話題になりやすいワードがちりばめられていること。

自己紹介のとき、共感されやすいような「趣味」や「最近の関心事」、「感動したこと」、「読んだ本」、「見た映画」などを伝えること。

「この人はちょっと面白いな」「話してみたいな」と思わせる「きっかけ」となるワードをできるだけ多く出すこと。


起業家のマッタン・フリフェル氏はそれを、「数千個のささやかなセレンディピティ爆弾を仕掛けよう」という。

たとえば、ダメ元で憧れの人、つながりたい人に、メールを送ってみる。

また、X(旧ツイッター)、インスタグラム、フェイスブックなどを使って、ブログや最近の活動、あるいは近況報告など、自分の関心のあるテーマをきちんと伝えること。


ただ単に、セレンディピティが起こることを夢見て待っているだけでは、セレンディピティは起こらない。

これは運を引き寄せることと同じで、「よき偶然」が起こりやすいように、どれだけ多くの種をまいたか、が大事だということ。


よき運を引き寄せるため・・・

「セレンディピティ・トリガー」の種まきをしたい。




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