人の心に灯をともす 5954 我々は航空業界の飲んだくれだ

【我々は航空業界の飲んだくれだ】5954



サウスウエスト航空創業者、ハーブ・ケレハー氏の言葉より…


《我々は航空業界の飲んだくれだ》(ハーブ・ケレハー/サウスウエスト航空創業者)


サウスウエスト航空は、 LCC(格安航空会社)の先駆けとなった企業で、法律家だったケレハー氏らによって設立されました。

ケレハー氏は、仕事は楽しくなければ意味がないというポリシーを持っており、その考え方は同社の隅々まで徹底しています。

客室乗務員が妖精に変装するといったサプライズは、創業者のこうした考え方から生まれたものです。

ケレハー氏はニ ューヨーク大学で法律の学位を取得した人物ですが、法律家としての緻密な面とユーモラスな面の両方を併せ持っていました。


『億万長者100の言葉』(加谷珪一)宝島社
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アメリカのサウスウエスト航空は、コロナ前の2019年まで47年連続黒字決算を続けてきた。

さすがに、2020年は一時的に赤字になったが、その後回復している。


サウスウエスト航空の企業ポリシーは、「従業員第一主義、お客様第二主義」。

従業員の待遇をよくし、みんなが幸せに働けるようになれば、顧客も、地域社会も、取引先も自然と幸せになっていくという考え方だ。

基本理念には、「ざっくばらんに」「ありのままの自分で」「仕事を楽しもう」といったキーワードがある。


また、従業員第一主義に関しては、サウスウエスト航空のCEOであるハーブ・ケレハー氏は、「従業員を侮辱するようなお客様は自社の飛行機には乗せない」と公言するほど徹底している。

この理念を実行することにより、サウスウエスト航空は、50年近くにわたり、黒字経営を継続しているのだ。

まさに、こういう会社なら入りたいと思わせる素晴らしい経営理念だ。


会社のブログには、次のようなことが書かれている。


●同僚の父親のために機内でバースデーパーティーを開いてくれたフライトアテンダントの紹介

●会社を盛り上げてくれる社員の紹介

●機内でプロポーズをされたお客様の様子

●サウスウエスト航空の機長と飛行機好きの男の子の一期一会の様子

●人気バンドの機内コンサートの様子

●「CEOのハロウィーンのコスチューム案募集!」




「We are the drunkards of the airline industry.(我々は航空業界の飲んだくれだ)」


これは、ケレハーのユーモアと反骨精神、そして型破りな経営哲学を象徴する表現だ。

文字通りに「酔っぱらい」という意味ではなく、もっと深いメッセージが込められている。


それは・・・

「常識を無視し、自由に生きよう」「変わり者」「かたやぶり」「楽しもう!」「遊び心」。

そして、「飲んだくれ」でも結果は出す(黒字経営)というメッセージ。

楽しみながらでも、ふざけながらでも勝てるのだ、ということ。


「我々は航空業界の飲んだくれだ」という言葉を胸に刻みたい。



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