人の心に灯をともす 5956 幸福の形はたくさんある

【幸福の形はたくさんある】5956



心理学者、内藤誼人(よしひと)氏の心に響く言葉より…



幸福の形は、たくさんある。

決して、「ひとつだけ」ということはない。

人生のいたるところに幸福を見つけられるのだ。


自分が幸福になるためには、「絶対にこれが必要だ」とこだわるのは危険だ。

そう思い込むと、かえって幸福は逃げてしまう。

幸福になる方法は、たくさんあるのだから、「これしかない」と絞り込まないようにしよう。


「お金さえあれば、幸せになれるはずだ」

「いい会社に入れさえすれば、幸せになれるはずだ」

「婚活がうまくいけば、一生安泰かも・・・」


こんなふうに幸せの形を絞り込む人は、かえって幸せになれないものである。

こういう思い込みが原因で、その他の可能性があることに気づけなくなることがある。

「あれさえあれば・・・」という思考は、幸福を遠ざけるのだ。


ジョージア州にあるサザン大学のウィリアム・マッキントッシュ教授のグループは、「こうなれば、幸せなのに」と幸福の形をひとつに限定してしまう人は、「楽しみの形は、いろいろあるよ」と考えるタイプに比べて、人生に後悔することが多いことを発見した。

統計によると、なんと約50%も後悔することが多かったのだ。


自分にとっての幸福はひとつしかなく、それがかなえられなければ、すべて意味がないと考えると、人生に楽しみを見出せない。

これでは楽しく生活ができるはずがない。

ちょっとしたことで幸福を感じられる人間になろう。


120円の缶ジュースを飲んでいるだけで、「何とも贅沢だなぁ」という気持ちになれる。

混んだ電車のなかで、たまたま目の前の人が降りて、席に座れたときなどは、なんと幸運な男なんだろうと、それだけで感激してしまう。


小さな幸せを感じることができると毎日が楽しい。

幸福の形は、本当に無限である。

だから、わざわざひとつに絞り込まないことである。


「これがかなわなきゃ、イヤだ」と駄々をこねるのをやめよう。

どんなことでも楽しめる視点を自分のなかに育んでいけば、毎日が楽しいこと、う れしいことでいっぱいになり、幸福の形がひとつしかない、などという幼稚な発想は浮かんでこなくなるはずだ。


『読むだけで 心がスカッと晴れる50の方法』(王様文庫)
https://q.bmd.jp/91/119/5597/__no__





よいことや楽しいことを見つける名人は、幸せを見つける名人でもある。

どんな大変な日々であっても、その中から楽しいことや面白いこと、そして、幸せを見つけ出す。

だからいつも機嫌がいい。


反対に、不幸なことを見つけ出す名人もいる。

日常の中で、手に入らないこと、ダメなことばかりを探し出し、不平不満、愚痴や泣き言を始終言っている。

だからいつも不機嫌。


幸せな人は、一日の中で、小さな幸せの種をいくつも見つけることができる。

しかし、不幸せな人は、「お金があれば」「もっといい大学を出てれば」「もっとイケメンだったら」と、これさえ叶ったら幸せになれる、と幸せの形を一つに限定してしまう。


「幸福の形はたくさんある」という言葉を胸に刻みたい。






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