人の心に灯をともす 5667 楽観的で陽気な人と付き合おう

【楽観的で陽気な人と付き合おう】5667




心理学者、内藤誼人(よしひと)氏の心に響く言葉より…


私たちの感情は、一緒にいる人によって変わります。

まるでインフルエンザのように人から人へと伝染していくのです。


したがって、恐怖や不安を感じている人のそばには、なるべく近寄らないようにするのが一番。

自分まで不安を感じるようになってしまいますから。

「君子危うきに近寄らず」という言葉もありますが、賢い人は、自分に害をもたらすような人にはなるべく近寄らないようにするものです。


ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校のリリアン・ムジカ・パロディは、スカイダイビングを人生で一度もやったことがない人に、上空4キロからのダイビングをしてもらいました。

地上に降り立ったところで、その人に着ていた肌着を脱いでもらい、その肌着についた汗の匂いを、別の判定者に嗅いでもらうという実験です。

スカイダイビング未経験の人は、当然のように 恐怖を感じたでしょうし、冷や汗もたくさんかいたと思います。

その汗にはストレスホルモンもたくさん含まれていました。


そういう人の肌着の匂いを嗅いでもらうと、なんと自分がスカイダイビングをしたわけでもないのに、匂いを嗅いだ人も恐怖を覚えることがわかりました。

また、脳を調べると、恐怖の感情を引き起こす扁桃体が活性化することもわかりました。

恐怖は確実に人から人へ伝染することが明らかにされたわけです。


臆病な人のそばにいると、なんとなく自分も臆病になってしまうのは、恐怖が伝染するからでしょう。

恐怖と疲れはちょっと違いますが、「ああ、疲れた」「今日はだるい」といったことばかりを口癖のように言う人のそばにも、なるべく近づかないほうがいいでしょうね。

そういう人のそばにいると、自分まで疲労を感じるようになってしまいますから。


付き合う人は、恐怖や不安を少しも感じずに、楽観的で、いつでも陽気にしている人のほうがいいかもしれません。

そういう人と一緒にいれば、好ましい感情が伝染して、こちらまで楽しくなってくるものですから。

弱音など吐かずに、辛いときでも元気に振る舞っている人のほうが、付き合う相手としてはベスト。



『イライラ・不安・ストレスがおどろくほど軽くなる本』明日香出版社
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「人間最大の罪は不機嫌である」

という、ドイツの文豪ゲーテの言葉がある。


一人の不機嫌な人がいると、一緒にいる別の人も不機嫌になってしまう。

そして、その人がまた別の人を不機嫌に・・・。

と、次から次へと、まわりを巻き込んで、不機嫌だらけにしてしまう。

つまり、「不機嫌は伝染する」。

だから、最大の罪なのだ。



それはまた、気持ちや感情も伝染するということ。

だから、大事なことは、一緒にいる人はいつも、明るくて、陽気で、上機嫌な人がいい、ということ。

一緒にいれば、自分も上機嫌になれる。


「楽観的で陽気な人と付き合おう」という言葉を胸に刻みたい。





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