人の心に灯をともす 5707 小さなことを 大きな愛で行う
【小さなことを 大きな愛で行う】5707
細谷知司(さとし)氏の心に響く言葉より…
《私たちに大きなことはできません。 ただ小さなことを 大きな愛で行うだけです。》(マザー・テレサ/カトリック教会の聖人)
「コピーなんてオレに取らせる気かよ?」
そういってはばからない先輩のことを、君は信用することができない。
「黙ってオレについてくればいいんだ」
そんな上司の傲慢を、決して信用することができない。
一人は小さい。
1点を取るのがやっとだ。
それでも、そんな一人が100人集まれば、いつかは必ず100点を取ることができる。
だからこそ、その1点に愛を込める。
精一杯の、大きな真心を込める。
名もなき一人に無上の愛を注いだマザー・テレサ。
彼女は決しておごり高ぶることがなかった。
だから君にも、君の1点に想いを込めてほしい。
それがやがて、大きな力になると信じて。
『自分らしく幸せに生きるための100の言葉』シャスタインターナショナル
https://q.bmd.jp/91/119/1381/__no__
サードプレイスの日本の第一人者石山恒貴(のぶたか)氏は、こう語る。
『アメリカの社会学者であるレイ・オルディンバーグは「サードプレイス」という概念を提唱した。
ファーストプレイスは自宅で、セカンドプレイスは会社や学校。
そして、サードプレイスとは「とびきり居心地のいいホッとできる場所」のこという。
サードプレイスの特徴はおおよそ二つある。
一つは「ゆるさ」。
二つ目は「小さな物語」。』(ゆるい場をつくる人々/学芸出版社)より
サードプレイスには、昔からある自治会や婦人会、子供会、などのようなコミュニティと違って強制力がない。
つまり、自由と、ゆるさがあり、楽しいことが必須だ。
そして、二つ目の「小さな物語」は、従来は、「町起こし」や「商店街の活性化」「町の再開発」などの大きな物語が主流だった。
「みんなで昔の繁盛を取り戻そう」、「大きく町を変えよう」、と。
たとえば、1995年、阪神大震災で大火に見舞われた神戸市長田区がある。
『木造の建物が軒を連ねていた下町は、市が約30年に渡る再開発事業で約2277億円を費やして、ビルが立ち並ぶアーケード街に変貌した。
しかし、以前の賑わいは戻らず「高い経費払ってまで、ここで商売したい人はいない」と、4割が戻っただけで、シャッターを下ろした空き店舗が目立つという。』(共同通信社)
まさに、大きい物語だ。
大きな物語は、上からの強制的な動きになりやすい。
そして画一的となり、個々の店舗の個性や、ぬくもりがなくなる。
かくして、味のある「路地裏」はなくなる。
逆に、個々のコミュニティが始める小さな物語は、この画一性とは真逆だ。
一つ一つのコミュニティに個性があり、味がある。
そして、人と人という、人間味を感じられる。
「小さなことを大きな愛で行う」
大きなことではなく、小さなことに命を吹き込むことができる人でありたい。
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細谷知司(さとし)氏の心に響く言葉より…
《私たちに大きなことはできません。 ただ小さなことを 大きな愛で行うだけです。》(マザー・テレサ/カトリック教会の聖人)
「コピーなんてオレに取らせる気かよ?」
そういってはばからない先輩のことを、君は信用することができない。
「黙ってオレについてくればいいんだ」
そんな上司の傲慢を、決して信用することができない。
一人は小さい。
1点を取るのがやっとだ。
それでも、そんな一人が100人集まれば、いつかは必ず100点を取ることができる。
だからこそ、その1点に愛を込める。
精一杯の、大きな真心を込める。
名もなき一人に無上の愛を注いだマザー・テレサ。
彼女は決しておごり高ぶることがなかった。
だから君にも、君の1点に想いを込めてほしい。
それがやがて、大きな力になると信じて。
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サードプレイスの日本の第一人者石山恒貴(のぶたか)氏は、こう語る。
『アメリカの社会学者であるレイ・オルディンバーグは「サードプレイス」という概念を提唱した。
ファーストプレイスは自宅で、セカンドプレイスは会社や学校。
そして、サードプレイスとは「とびきり居心地のいいホッとできる場所」のこという。
サードプレイスの特徴はおおよそ二つある。
一つは「ゆるさ」。
二つ目は「小さな物語」。』(ゆるい場をつくる人々/学芸出版社)より
サードプレイスには、昔からある自治会や婦人会、子供会、などのようなコミュニティと違って強制力がない。
つまり、自由と、ゆるさがあり、楽しいことが必須だ。
そして、二つ目の「小さな物語」は、従来は、「町起こし」や「商店街の活性化」「町の再開発」などの大きな物語が主流だった。
「みんなで昔の繁盛を取り戻そう」、「大きく町を変えよう」、と。
たとえば、1995年、阪神大震災で大火に見舞われた神戸市長田区がある。
『木造の建物が軒を連ねていた下町は、市が約30年に渡る再開発事業で約2277億円を費やして、ビルが立ち並ぶアーケード街に変貌した。
しかし、以前の賑わいは戻らず「高い経費払ってまで、ここで商売したい人はいない」と、4割が戻っただけで、シャッターを下ろした空き店舗が目立つという。』(共同通信社)
まさに、大きい物語だ。
大きな物語は、上からの強制的な動きになりやすい。
そして画一的となり、個々の店舗の個性や、ぬくもりがなくなる。
かくして、味のある「路地裏」はなくなる。
逆に、個々のコミュニティが始める小さな物語は、この画一性とは真逆だ。
一つ一つのコミュニティに個性があり、味がある。
そして、人と人という、人間味を感じられる。
「小さなことを大きな愛で行う」
大きなことではなく、小さなことに命を吹き込むことができる人でありたい。
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